ベン・ウィショーの素朴な人柄を監督が明かす (original) (raw)

ベン・ウィショーの素朴な人柄を監督が明かす「追憶と、踊りながら」コメント到着

2015年5月21日 12:52 2

「007」シリーズのQ役で知られるベン・ウィショーの主演作「追憶と、踊りながら」の公開を記念して、本作で長編デビューを果たしたカンボジア出身の監督ホン・カウからコメントが届いた。

「追憶と、踊りながら」は、ゲイの青年リチャードと老人ホームに暮らす女性ジュンの交感を描いたヒューマンドラマ。本作は2014年のサンダンス映画祭でオープニング作品に選出され、同祭の最優秀撮影賞を受賞した。

カウは、主人公のリチャード役にウィショーを抜擢した理由について「彼は驚くほどの繊細さと同時に、感じているものすべてを人に伝えられる、むき出しの強さも持っている」と述べ、この役柄とウィショーのパーソナリティには重なる部分が多くあると明かす。

また、同性婚を発表したウィショーがゲイ役を演じることについては、「彼ほどの才能があれば、そんなことでキャリアが揺らぐ心配はないだろう。彼の演技にはイメージを転換させる力がある。これからも、自分がやりたいと思った役をやっていくだろうし、そのたびに観客を驚かせてくれることは間違いないと思う」とコメントする。

さらに撮影以外のエピソードも語られた。カウは「たまたま彼と僕は同じエリアに住んでいて、リハーサルのときには、よく帰りに皆で食事に行ったよ。彼はとても優しくて、とてもシャイで、驚くぐらいに普通の青年。それがまた感動的で、一緒に仕事をした人を魅了するのだと思う」と、ウィショーの飾らない人柄を褒めたたえた。

「追憶と、踊りながら」は5月23日よりロードショー。

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