「進撃の巨人」LAでワールドプレミア開催 (original) (raw)

実写映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」のワールドプレミアが、アメリカ・ロサンゼルスで現地時間7月14日に行われ、樋口真嗣三浦春馬水原希子が参加した。

世界累計発行部数5000万部を超えるマンガ「進撃の巨人」を実写化した同作は、すでに世界63の国と地域での公開が決定。ワールドプレミアは1922年建造の由緒ある劇場エジプシャンシアターで行われた。監督の樋口、主人公エレン役の三浦、ミカサ役の水原は、レッドカーペットで大歓迎を受けたあと、映画上映前に英語で舞台挨拶を行った。

そして観客とともに作品を鑑賞した3人は、上映後にスタンディングオベーションを受けると感激の面持ちで再度舞台上へ。三浦は「こうして映画の本場ハリウッドの皆さんに評価していただけて、とてもうれしく思います。上映中、何度か泣きそうになりました」、水原も「もう言葉が出てこないくらい、感動しています。自分が、こんなに感動するタイプではないと思っていたので、そんな自分にも驚いているし、今日は最高の日になりました!」と目を潤ませながら挨拶した。

また招待客として、「ロッキー」のアポロ役で知られるカール・ウェザースもプレミアに来場。「とにかく巨人が怖かった。俺が映画の中で戦ってきた相手とは比べようがないね。巨人に遭遇したら一目散に逃げるよ!」とコメントした。

劇場版2部作の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は8月1日より、後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」は9月19日より全国ロードショー。

上映前舞台挨拶

三浦春馬 コメント

(すべて英語で)皆さんこんにちは。三浦春馬です。今日はここへ来られてとても光栄です。こうやって皆さんの前に立てることをとてもうれしく思っています。本当に素晴らしい光景です。「進撃の巨人」は日本で絶大な人気を誇るマンガです。出演が決まったときに(大人気シリーズの)主役ということで、かなりのプレッシャーを感じていましたし、スタッフもキャストもこの映画に人生を捧げました。みんなで精魂込めて作った作品ですので、ぜひお楽しみください。特殊効果や映像や音楽が皆さんの記憶に残ることを祈っています。どうもありがとうございます。

水原希子 コメント

(すべて英語で)皆さんこんばんは。希子です。今夜はようこそいらっしゃいました。こうしてLAに来ることができてとてもわくわくしています。正直言うと、ハリウッドでのプレミアということで、少しドキドキしています。特に私が演じるミカサは女性キャラクターの中でも一番人気のあるキャラクターで、複雑で、素晴らしい女性なので、(皆さんにお見せするのは)緊張します。でも演じていてものすごく楽しかったです。(原作の)魅力を十分に引き出せているとよいのですが、この映画がとにかく大好きです! 完成品を観たときは本当に感動しましたし、特殊効果も圧巻でした! だからこれから観る皆さんもきっと大好きになると思います。今日は本当にありがとう! せひ映画を楽しんでください。

樋口真嗣監督 コメント

Hello everybody, thank you for coming. My name is Shinji Higuchi, Director of “Attack on Titan”. Actually...I forgot my English. I did not think anything...no idea. Please, translator. ありがとうございます。あのー、あの、I can't speak Japanese.

こんなに「進撃の巨人」を愛している人たちがいっぱいいて、非常にうれしいです。そんな皆さんと一緒に……実は皆さんが初めての一般のお客さんです。日本でもまだ一般のお客さんには観せていません。皆さんと一緒に観られることを本当に誇らしく思います。

上映後舞台挨拶

三浦春馬 コメント

皆さんと一緒に映画を観て、そして、こうして温かく迎え入れていただいていることにとても感動しています。撮影中は、僕だけじゃなく、スタッフ一同、本当に大変な日々を送っていので、こうして映画の本場ハリウッドの皆さんに評価していただけて、とてもうれしく思います。上映中、何度か泣きそうになりました。ここハリウッドの皆さんの反応を見て、日本の皆さんにも、楽しんでいただける作品になっていると確信しました。日本の皆さんにも早く観せたいです。ぜひ、待っていてください!

水原希子 コメント

(スタンディングオベーションを受けて)もう言葉が出てこないくらい、感動しています。自分が、こんなに感動するタイプではないと思っていたので、そんな自分にも驚いているし、今日は最高の日になりました! 本当に一生懸命、そして過酷な撮影をしてきてよかったと感じています。これからも、人に感動を届けられるような作品にしっかり参加していきたいと思いました。

樋口真嗣監督 コメント

実は、ここロサンゼルスでワールドプレミア上映をする意図がよくわかっていなかったんですが(笑)、今、皆さんの歓声をいただいて、ようやく、ここでワールドプレミアをする意味がわかったような気がします。進撃の大ファンであり、映画を楽しむことをよく知っている皆さんの反応が素晴らしかったし、とてもうれしく思っています。

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