70年代カルチャーを振り返るイベント、映画上映も (original) (raw)
1970年代の前衛的ムーブメントを振り返るイベント「パフォーマ70 HONMOKU」が、明日7月31日から8月2日まで神奈川・HONMOKU AREA-2にて行われる。
これは、70年代にサブカルチャー雑誌ビックリハウスを萩原朔美らとともに立ち上げた榎本了壱が監修する複合イベント。70年代の先鋭的な作品を紹介しながら、その実験精神がどのような形で現代に息づいているかを探っていく。
イベントでは松本俊夫が監督を務め、ATG映画の代表作と称される「薔薇の葬列」、大人に反旗を翻した子供たちと、虐待される大人たちの姿をユーモラスに描いた寺山修司の監督作「トマトケチャップ皇帝」、アレハンドロ・ホドロフスキーがメガホンを取った異色の西部劇「エル・トポ」などを上映。そのほか、宇野亞喜良、鈴木慶一、竹中直人らが登壇し70年代を振り返るトークショー、現代美術家の梅田哲也やダンサーの黒沢美香らによるパフォーマンスなどが行われる。
閉館したシネコンを利用した同会場。客席を撤去した巨大な空間で行われるイベントの詳細は、公式サイトをチェックしてほしい。
パフォーマ70 HONMOKU
2015年7月31日(金)~8月2日(日)神奈川県 HONMOKU AREA-2
映画上映
料金:一般 1000円 / 学生、シニア 800円
<上映作品>
「薔薇の葬列」
「トマトケチャップ皇帝」
「エル・トポ」
「アラキネマ 去年ノ夏」ほか
リンク
- 「パフォーマ 70 HONMOKU」公式サイト
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