Dステ映画祭に荒木宏文ら登場、ファンに感謝伝える (original) (raw)

若手俳優集団D-BOYSのメンバーである荒木宏文荒井敦史池岡亮介と、元メンバーの遠藤雄弥が本日8月16日、東京・シネクイントで行われた「Dステ映画祭2015」開催記念舞台挨拶に登壇した。

「Dステ映画祭2015」は、D-BOYSによるユニット公演“Dステ”の中から選りすぐりの作品を映画館で上映する企画。まずは4人を代表し、荒木から観客へ向けて挨拶が。荒木は「芝居を観に劇場へ足を運ぶという熱意のある人がたくさんいるのがすごくうれしい。役者をやっていて、そういう方たちに支えられているんだなと心から思っています」と真摯に語り、ファンへ感謝の気持ちを伝える。

2007年に上演された「完売御礼」以降、次々と新たな舞台を踏んできたD-BOYSのメンバーたち。一番思い入れの深い作品を尋ねられると、4人は「それぞれ思い出があるからなあ……」と考え込む。池岡はステージデビューを飾った「ラストゲーム」を挙げ、「そのときは役名もセリフもなかったんです。『いいなあ』って思いながら眺めていた先輩たちと、こうして同じ舞台に立てているのは感慨深いです」としみじみ。

荒井はシェイクスピアの戯曲をもとにした「十二夜」の公演を振り返る。「僕、あの舞台で、高校の同級生の池岡と濃厚なキスをしたんですよ。友達が観に来たとき、『お前ら気持ち悪い』って言われて……」と苦笑い。それを受けた池岡が「千秋楽では演出家から『今までで一番長く、お前の満足いくまでしてくれ』って言われたんですよ」と嬉々として打ち明けると、荒井は「俺は何も知らなかったんですよ! 口の中の水分全部持ってかれましたもん」と抗議してファンを沸かせた。

Dステ第1作目から多数のステージに出演してきた遠藤は「Dステって、毎回いろんな挑戦をさせていただくことが多くて。チャレンジ精神がある舞台なんです」と述懐。また遠藤、荒井、池岡は10月22日に幕を開けるDステ第17回公演「夕陽伝」への出演を控えている。遠藤は「17作目にして、もっともDステらしい作品になると思っています。集大成ってわけじゃないですけど……今後のDステがどうなっていくんだろうと思わせてくれる、非常に楽しみな作品です!」と力強く伝え、D-BOYSのさらなる進化を約束した。

「Dステ映画祭2015」は東京・シネクイントにて、9月4日まで開催中。

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