大塚明夫の吹替作品集めた特集放送、本人が見どころ語る (original) (raw)

大塚明夫の吹替でD・ラングレンやS・セガールを満喫、本人が見どころ語る

2015年9月11日 11:05 6

大塚明夫が吹替を担当した作品を集めて放送する特別企画「吹替王国 #2 声優:大塚明夫」が、CS映画専門チャンネルのムービープラスにて実施される。吹替のほかに「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」のバトーや、「ブラック・ジャック」のブラックジャックなどを演じてきた大塚が、映画ナタリーの取材に応じてくれた。

「吹替王国」は、特定の声優にスポットを当て、その声優が日本語吹替を務めた洋画をオンエアするもの。第2弾となる今回は、大塚が吹替を行った「撃鉄 -ワルシャワの標的-」「撃鉄2 -クリティカル・リミット-」「クリムゾン・タイド」「アウト・フォー・ジャスティス」「レッド・スコルピオン」の5本を一挙に放映する。

スティーヴン・セガール、デンゼル・ワシントン、ドルフ・ラングレンなど、そうそうたる俳優たちの吹替を担当している大塚。収録時に気を付けていることを尋ねると「ハリウッドの一流の俳優にセリフを乗せるときは、その人を呼吸からトレースするよう心がけます。でもハリウッドで主役を演じるような人は自分よりすごい人ばかりなので、簡単には写し取れないんです」とその難しさに触れながらも、「いろいろな発見を与えてくれますし、何よりもスリリングで面白い」と語る。

収録前に担当する俳優の声を聴き込むかを聞くと「俳優の声を真似るのはあまり意味がない」と述べ、「俳優さんのビジュアルからぱっと想像できる声が出せると観客の方も違和感ないと思っています。だからその役者が持ってる雰囲気、空気感を増幅できるか否かが重要です」と吹替を行う上で心がけていることを明かした。

YouTubeにて公開中の番宣CMで、過去に吹替を担当した放映作品に新たに声を当てた大塚は「なんとなく体が覚えていました」と楽しげにコメントする。「声の若さとセリフのつたなさが見どころです」と冗談交じりに大塚が述べる「吹替王国 #2 声優:大塚明夫」は、10月10日に放送。なお「撃鉄 -ワルシャワの標的-」の放送終了後には、YouTubeにて大塚のインタビュー動画の公開が予定されている。

なお「吹替王国」第3弾は、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹替でおなじみの玄田哲章に決定。12月に実施を予定している。

吹替王国 #2 声優:大塚明夫

ムービープラス 2015年10月10日(土)10:45~20:55
<放送作品>
10:45~「撃鉄 -ワルシャワの標的-【日本語吹替版】」
12:45~「撃鉄2 -クリティカル・リミット-【地上波吹替版】」
14:45~「クリムゾン・タイド【日本語吹替版】」
17:00~「アウト・フォー・ジャスティス【地上波吹替版】」
18:45~「レッド・スコルピオン【日本語吹替版】」

※動画は現在非公開です。

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