スズメになったメイドがパリを飛ぶ、カンヌ出品作公開 (original) (raw)

スズメになったメイドが夜のパリへ、カンヌ映画祭出品作「バードピープル」公開

2015年9月9日 18:38 2

第67回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された「バードピープル」が、9月26日より東京・ユーロスペースほか全国にて順次公開される。

「バードピープル」は、長篇監督デビュー作「死者とのちょっとした取引」で第47回カンヌ国際映画祭のカメラドールを獲得したパスカル・フェランの長編第4作。パリのシャルル・ド・ゴール空港内のホテルを舞台に、日々に行きづまりを感じているホテルメイドのオドレーと、ビジネスマンのゲイリーの身に訪れる不思議な出来事を描く。停電が起こった夜、突如スズメに変身するオドレーを「彼は秘密の女ともだち」のアナイス・ドゥムースティエが、世界中を慌ただしく飛び回るシステムエンジニアのゲイリーを「いまを生きる」のジョシュ・チャールズが演じたほか、一夜の内に重大な決断を下すゲイリーの心境を「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが第三者視点で語っている。

公式サイト及びYouTubeにて公開中の予告編には、機械的に業務を行うドゥムースティエや、「もうウンザリだ」と電話で仕事を辞めるチャールズの姿などを収録。また動く歩道に乗ったゲイリーが、目線をあわせながらスズメとすれ違うシーン、鳥の視線を思わせる独特の空撮で捉えられたパリの街並みなど印象的な風景が多数切り取られていく。

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