「ゲーム・オブ・スローンズ」がエミー賞作品賞に輝く (original) (raw)
「ゲーム・オブ・スローンズ」がエミー賞で作品賞に、ドラマ部門を席巻
2015年9月21日 21:13 4
第67回エミー賞の授賞式がアメリカ・ロサンゼルスにて現地時間9月20日に開催された。
ドラマ部門の作品賞に選ばれたのは、架空の王国を舞台としたファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。同作はさらにピーター・ディンクレイジの助演男優賞ほか、監督賞、脚本賞と次々と栄誉が発表され、キャスト・スタッフともに喝采を浴びた。そのほか主演男優賞には「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハム、主演女優賞には「殺人を無罪にする方法」のヴィオラ・デイヴィス、助演女優賞にはNetflix配信プログラム「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のウゾ・アドゥバが選ばれている。
コメディシリーズ部門では、Amazon製作の「トランスペアレント」が監督賞、主演男優賞を獲得。71歳にして初ノミネート・初受賞を果たした同作主演のジェフリー・タンバーは「『演技をするときは、人生を賭けろ』と教師に言われました」と恩師からの教えを反芻し、「この賞をトランスジェンダーのコミュニティに与えたい。そして私たちも貢献していきたい」とスピーチして会場を感動で包んだ。
リミテッドシリーズ / テレビムービー部門においては「Olive Kitteridge(原題)」勢が注目を集めることに。同作は、ピューリッツァー賞受賞作家エリザベス・ストラウトの連作短編集「オリーヴ・キタリッジの生活」を原作とした人間ドラマ。監督賞のリサ・チョロデンコをはじめ主要な賞を独占し、助演男優賞には授賞式は欠席したものの同作出演のビル・マーレイの名が呼ばれた。そのほかの主な受賞結果は以下の通り。
なお、スターチャンネルでは「ゲーム・オブ・スローンズ」最新シーズンの第五章が放送中。テレビムービー作品賞を獲得した「Bessie(原題)」の日本初放送も決定している。さらに作品賞候補にノミネートされていた「ダウントン・アビー」のシーズン4が12月に一挙放送、シーズン5が2016年春に日本初放送される予定だ。
第67回エミー賞 主な受賞結果
ドラマシリーズ部門
<作品賞>
「ゲーム・オブ・スローンズ」
<主演男優賞>
ジョン・ハム「MAD MEN マッドメン」
<主演女優賞>
ヴィオラ・デイヴィス「殺人を無罪にする方法」
<助演男優賞>
ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」
<助演女優賞>
ウゾ・アドゥバ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」
<監督賞>
デヴィッド・ナッター「ゲーム・オブ・スローンズ」
<脚本賞>
デヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイス「ゲーム・オブ・スローンズ」
コメディシリーズ部門
<作品賞>
「Veep」
<主演男優賞>
ジェフリー・タンバー「トランスペアレント」
<主演女優賞>
ジュリア・ルイス=ドレイファス「Veep」
<助演男優賞>
トニー・ヘイル「Veep」
<助演女優賞>
アリソン・ジャニー「Mom」
<監督賞>
ジル・ソロウェイ「トランスペアレント」
<脚本賞>
サイモン・ブラックウェル、アーマンド・イアヌッチ、トニー・ローチ「Veep」
リミテッドシリーズ / テレビムービー部門
<リミテッドシリーズ作品賞>
「Olive Kitteridge」
<テレビムービー作品賞>
「Bessie」
<主演男優賞>
リチャード・ジェンキンス「Olive Kitteridge」
<主演女優賞>
フランシス・マクドーマンド「Olive Kitteridge」
<助演男優賞>
ビル・マーレイ「Olive Kitteridge」
<助演女優賞>
レジーナ・キング「American Crime」
<監督賞>
リサ・チョロデンコ「Olive Kitteridge」
<脚本賞>
ジェーン・アンダーソン「Olive Kitteridge」
ゲーム・オブ・スローンズ
スターチャンネル 毎週木曜 23:00~ほか
Bessie(原題)
スターチャンネル 2015年12月スタート予定
ダウントン・アビー シーズン4
スターチャンネル 2015年12月(予定)
※全話一挙放送
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リンク
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