N.W.A.の栄光と挫折を描いた映画、予告編公開 (original) (raw)

1980年代後半から1990年代にかけて活動したヒップホップグループ、N.W.A.の栄光と挫折を描く「ストレイト・アウタ・コンプトン」の予告編とポスタービジュアルが届いた。

本作の舞台は“全米でもっとも危険な地域“といわれる、ロサンゼルスのコンプトン。人種差別や偏見にまみれた混乱の時代、ヒップホップに魅了された5人の若者がストリートの現実を歌った詞とラップの才能を武器にスターダムへとのし上がっていく。監督は「交渉人」を手がけ、「ワイルド・スピード」シリーズの8作目「Furious 8(原題)」にも抜擢されたF・ゲイリー・グレイ。N.W.A.メンバーを演じるキャスト陣はオーディションで選ばれ、アイス・キューブ役として彼の実子オシェア・ジャクソン・Jrも参加している。グループのマネジメント役には「アメリカン・スプレンダー」のポール・ジアマッティが起用された。

予告編はコンプトンでうっ屈とした日々を送る幼なじみ5人が、イージー・Eの「世界を変えられるとしたら……やるか?」という言葉に触発されグループを結成するシーンから始まる。彼らの音楽は次第に若者たちから支持され、富と名声を手に入れていく。一方、過激な歌詞で世間をにぎわす彼らの存在は白人社会から問題視されてしまう。公開されたポスタービジュアルには権力に屈することなく、現実を反映した音楽を発信し続けた5人の姿とともに、「言葉で世界をぶっ壊す。」とのキャッチコピーが添えられている。

「ストレイト・アウタ・コンプトン」は、12月19日より東京・渋谷シネクイント、新宿バルト9ほか全国で公開。

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