「吹替王国」で玄田哲章の吹替作品7本を放送 (original) (raw)
玄田哲章の吹替作品7本を放送、「ターミネーター」風の番宣CMで「げげん玄田だ」
2015年12月3日 11:00 7
玄田哲章が吹替を務める作品を集めた特別企画「吹替王国 #3 声優:玄田哲章」が、CS映画専門チャンネルのムービープラスにて放送される。このたび玄田のオフィシャルインタビューが到着し、YouTubeにて番宣CMが公開された。
「吹替王国」は、吹替声優にフィーチャーしてセレクトした洋画を一挙に放送するもの。第3弾にあたる今回は、玄田が日本語吹替を務めた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ3部作、「ターミネーター2」「コラテラル・ダメージ」「エンド・オブ・デイズ」「大脱出」の7作をオンエアする。
「コナン・ザ・グレート」や「ターミネーター」シリーズなど、アーノルド・シュワルツェネッガーが新人だった頃から現在に至るまで長く彼の吹替を担当してきた玄田。自身が起用されたきっかけについては「筋肉系の人でいうと、僕はすでにシルヴェスター・スタローンをやっていたので、その流れでオファーがあったんだなと受け取っていました」と話す。ここまで長くシュワルツェネッガーの声を担当することになるとは思っていなかったというが、続けることができた理由は「オファーが来ればどんな作品でも一生懸命やってきましたが、一番の理由はシュワルツェネッガーが大好きだったからです」とのこと。
7月にシュワルツェネッガーが来日した際には、本人から「俺の声を100年やってくれ!」と“専属声優”に認定された玄田。そのときに初対面したシュワルツェネッガーとの会話を「あの年齢であの体を維持しているのはすごいことです。お会いしたときも『毎日1時間のトレーニングを欠かさない』と言っていました。『お前もトレーニングしろ』と言われたので、『はい』とお答えしましたけど(笑)」と振り返る。
役者によってやりやすさに違いはないと話す玄田だが、「どうしようかと悩むことはあります。ただ、それも前日までで、本番当日はそんなことは忘れて自然に任せて修正します」と続ける。「現場で作っていくということか?」という質問に対しては「うん、そう。現場哲章(笑)」とジョークで返答。さらに「動きが激しいアクションシーンでも、こっちはマイクがあるから画面の中の役者と同じようには動けないわけです。だけど、細胞が役者と同じように動いていないと声は出ないんですよね。本当にアクションシーンは疲れます(笑)」と明かし、今後についても「年齢を重ねれば当然(細胞や神経が)動けなくなってくるわけですから、若いときよりももっと訓練しないとね」と意欲を見せた。
なお現在公開中の番宣CMでは、「ターミネーター2」「大脱出」「コラテラル・ダメージ」の本編映像にあわせて玄田が番組をアピールしている。「ターミネーター」シリーズでおなじみの音楽にあわせて「げげん玄田だ」とナレーションする部分もあるので、気になる人はYouTubeでチェックしてみては。
吹替王国 #3 声優:玄田哲章
ムービープラス 2015年12月23日(水・祝)~25日(金)
2015年12月23日(水・祝)
14:30~「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
16:45~「コラテラル・ダメージ」
18:45~「エンド・オブ・デイズ」
21:00~「ターミネーター2」
23:45~「大脱出」
2015年12月24日(木)
13:30~「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」
2015年12月25日(金)
13:30~「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」
※動画は現在非公開です。
リンク
- 吹替王国│映画専門チャンネル「ムービープラス」
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
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