デヴィッド・ボウイ、がんのため69歳で逝去 (original) (raw)
イギリスのミュージシャンであり、俳優としても活躍したデヴィッド・ボウイが、米現地時間1月10日、がんのため逝去した。69歳だった。
公式Facebookによると、ボウイは18カ月にわたる闘病の末、家族に囲まれて安らかに息を引き取ったという。「月に囚われた男」「ウォークラフト」の監督であり実の息子であるダンカン・ジョーンズも、自身のTwitterで「悲しいけれど本当」だと認め、追悼の意を示している。
ロンドン出身のボウイは、1969年に発表したセカンドアルバム「Space Oddity」で世界的にヒットを飛ばした後、音楽界のみならず、映像、アート、ファッションにもこれまで多大な影響を与え続けてきた。俳優としての才能も発揮し、1983年には大島渚監督作「戦場のメリークリスマス」に英国軍人役で出演。坂本龍一、ビートたけし、内田裕也らと共演した。また自身の楽曲が映画の主題歌や挿入歌に使用されることも多く、レオス・カラックス監督作「汚れた血」をはじめ、数々の作品に彩りを加えている。
69回目の誕生日である1月8日には、新アルバム「★(Blackstar)」がリリースされたばかり。1976年に主演したSF映画「地球に落ちて来た男」の舞台化も決定しており、自身もプロデューサーとして参加することが発表されていた。
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デヴィッド・ボウイの映画作品
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リンク
- David Bowie Official Facebook
- Duncan Jones(@ManMadeMoon)|Twitter
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