「花とアリス殺人事件」など紹介するメディア芸術祭 (original) (raw)

「花とアリス殺人事件」「台風のノルダ」など並ぶ文化庁メディア芸術祭、明日から

2016年2月2日 19:34 1

第19回文化庁メディア芸術祭の内覧会が本日2月2日、東京・国立新美術館にて行われた。

これは、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で国内外の優れた作品を表彰し、紹介する展覧会。展示や上映のほかに、シンポジウムなどの関連イベントが実施される。会場には、エンターテインメント部門の新人賞に選ばれたMOOSIC LAB 2014出品作「ほったまるびより」や、マンガ部門で大賞に選出された東村アキコの「かくかくしかじか」などの受賞作が並ぶ。

アニメーション部門のエリアでは、優秀賞に輝いた岩井俊二による長編映画「花とアリス殺人事件」の制作過程を紹介。実写映像をベースにアニメーションを作成するロトスコープという手法で本作がどのように生み出されたのかが、画像の比較や岩井の発言なども盛り込まれたキャプションによって説明される。

また同部門で新人賞に輝いた「台風のノルダ」の監督・新井陽次郎が内覧会に出席。「予想しておらずびっくりしている」と受賞の感想を語り、「好きなことから逃げようとしている男の子と、それを引き留めようとする親友による男の子2人の友情を描いた物語です」と自身の劇場デビュー作について説明する。また自身が所属するスタジオコロリドに関して「20代のスタッフを中心としたスタジオなんですが、(本作は)スタジオとしても挑戦だった」と述べ、作品に懸けた思いを明かした。

第19回文化庁メディア芸術祭は、明日2月3日から14日にかけて国立新美術館ほか周辺会場にて開催。その後、全国を巡回する。

第19回文化庁メディア芸術祭受賞作品展

2016年2月3日(水)~14日(日)東京都 国立新美術館、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、スーパー・デラックスほか
料金:無料

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