藤岡弘、が子供たちに熱い抱擁「仮面ライダーは世界に誇るべきヒーロー」 (original) (raw)

仮面ライダー生誕45周年を記念した「仮面ライダー1号」は、藤岡が仮面ライダー1号 / 本郷猛役として44年ぶりに映画主演を果たす作品。この舞台挨拶には藤岡に加え、西銘駿岡本夏美阿部力長澤奈央武田幸三大沢ひかる山本涼介柳喬之、そして監督の金田治が登壇した。

「45年という時を超えて、こうやって再び本郷猛という役をやらせていただき、感謝でございます」と挨拶した藤岡は、「共演者の皆さんもほんっとうに素晴らしかった。寒さと厳しさの中で、朝方までブルブル震えながらがんばってきました。仮面ライダーに対して思い入れのある方たちが多いんだなと感じました」と熱い現場を振り返る。さらに「仮面ライダーは、日本が作り上げた世界に誇るべきヒーロー像だと思っています」と熱弁した。

ヒーローとして心がけていることを聞かれた仮面ライダーゴースト / 天空寺タケル役の西銘は、「小さい頃から観ていた仮面ライダーは、僕の永遠のヒーローです。今『仮面ライダーゴースト』を観ている子供たちに、仮面ライダーゴーストが永遠のヒーローと言われるような存在になるためがんばっています」と答える。また仮面ライダースペクター / 深海マコト役の山本は、同じ質問に「僕らもヒーローを真似して育ってきたので、今の子たちも僕たちを見て真似することもあると思う。小さいことですが、横断歩道をきちんと渡るとか、ポイ捨てしないといった人としてのマナーに気を付けています」と回答した。

続いては、「もしもなれるとしたら、どんなヒーローになりたいか?」と質問が。ヒロインを務めた岡本は「女性ライダーとして、アクションをバキバキにやるヒーローをやってみたい」と、大沢は「司令塔として動く、頭脳系の道でやってみたい」と話す。また御成役の柳が「史上初の“坊さんライダー”を狙ってます! 移動はスクーターでブンブン! お布施をいただいた分だけ力が強くなります! まだあきらめてないですよ!」と猛アピールすると、観客から大きな拍手が。しかし同じ坊主頭である元キックボクサーの武田が「僕も坊さん怪人に……」と言いかけると、柳はすぐさま「勝てる気がしないですね!」と降参した。

イベントの後半には、西銘が藤岡へ「ヒーローとしての姿勢や演技のことなど、たくさん教えていただきありがとうございます。勉強になった分、『仮面ライダーゴースト』の残りの時間を精一杯がんばっていきたいです」とお礼を述べる。

そして西銘に連れられて、4歳の一般の子供2人が藤岡へ感謝を伝えるためにステージへ。2人が声をそろえて「仮面ライダー、ありがとう」と言いながら花束を渡すと、藤岡は「僕に!?」と驚きながら満面の笑みに。2人が仮面ライダー1号と同じ赤いスカーフを巻いていることを喜びつつ、藤岡は「いやあ、感動ですね。こんな小さい子が仮面ライダーを観て感動して、未来を目指すのは素晴らしいこと。僕は子供が大好きでね」と子供たちを何度も抱きしめた。

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