“ピンク四天王”佐藤寿保の「眼球の夢」特報公開 (original) (raw)
“ピンク四天王”佐藤寿保の「眼球の夢」特報、北村昭博や松永天馬からコメントも
2016年5月13日 13:00 7
瀬々敬久らとともに“ピンク四天王”と称されてきた佐藤寿保の監督最新作「眼球の夢」の特報映像が、YouTubeにて公開された。
本作は、「刺青 SI-SEI」「乱歩地獄」の夢野史郎が脚本を、「リヴァイアサン」の監督ルーシァン・キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラヴェルがプロデューサーを務めた日米合作映画。“生き別れた眼球”を探し、カメラ片手に魔都TOKYOをさまよう主人公・麻耶と、彼女のドキュメンタリーを制作しようとする脳神経外科医、麻耶の眼球を狙う黒ずくめの眼球コレクターらが巻き起こす血の惨劇を描く。出演は万里紗、桜木梨奈、中野剛、小林竜樹、頭脳警察のPANTA、佐川一政ら。
このたび公開された特報では、「ライチ☆光クラブ」の特殊造形・百武朋が手がけたリアルな眼球のほか、人間の眼球を舐める場面や女性同士のキスシーンなどが映し出される。
なお同時に、「ムカデ人間」の北村昭博とアーバンギャルドの松永天馬からコメントも到着。北村は「この映画、溺れる危険。エロスに悶える美しき女優の体液によって僕の眼球は濡らされ、狂暴なセックスでグチャグチャに掻き乱され、深い闇のラストに心が叫びながら堕ちていった。映画が終わっても、まだ僕の眼は濡れている」と、松永は「この映画はあなたを見つめ返す。見られたい者だけが見ることができるし、見られたくない者は見ることができない。眼球を模したカメラは反転し、あなた自身を覗きこむだろう。直視せよ!」とメッセージを寄せている。
「眼球の夢」は7月より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。
(c)2016 Arrete Ton Cinema, Stance Company
リンク
- 「眼球の夢」公式サイト
- 「眼球の夢」特報
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
2
3