「ニモ」続編ワールドプレミアでさかなクン語連発 (original) (raw)

「ファインディング・ドリー」ジョン・ラセターらプレミアでさかなクン語連発

2016年6月10日 8:10 2

ディズニー / ピクサーの長編アニメーション「ファインディング・ドリー」のワールドプレミアが、アメリカ・ハリウッドのエル・キャピタン・シアターにて現地時間6月8日に開催された。

本作は、2003年に公開された「ファインディング・ニモ」の続編。ナンヨウハギのドリーが、自身の家族を探すためカクレクマノミのマーリンやニモたちとともに繰り広げる大冒険を描く。

ワールドプレミアには、製作総指揮のジョン・ラセター、監督のアンドリュー・スタントン、共同監督のアンガス・マクレーン、ドリー役声優を続投するエレン・デジェネレス、プロデューサーのリンジー・コリンズらが出席。海をイメージしたブルーカーペットに登場した。

日本では、字幕版および日本語吹替版の海洋生物監修をさかなクンが務める本作。ラセターは「日本の皆さんが『ファインディング・ニモ』をどれだけ愛してくれているか知っているし、『ファインディング・ドリー』も同じくらい好きになってもらえると思う。最後に……ギョギョ!」とさかなクン語で日本のファンへメッセージを送る。またスタントンは「さかなクン覚えてるよ! 日本の皆さんも映画を楽しんでね! ギョギョ!」と、マクレーンは「世界中の人々にこの映画を届けられて素晴らしいよ。ギョギョ!」と挨拶。デジェネレスも「ドリーを演じるの大好き! ギョギョ!」とコメントしたほか、コリンズも「私たちが経験してきたワクワクを皆さんにお届けできてうれしいわ。ギョギョ!」と話し、計5人がさかなクン語を披露した。

またラセターは、ドリーと行動をともにする新キャラクター、タコのハンクについて「タコは水族館などの場所で脱走アーティストで、どこからでも抜け出せると聞いたんだ。そこから、すごく賢いキャラクターにした。また、タコがカモフラージュする姿はすごく面白くなると思った。抜け出して、迷って、人々から隠れて……とても面白いと思うよ」と魅力を語る。スタントンも、ハンクを生み出した経緯を「気難しくて、孤独でいたいタコのキャラクターを作ろうと思った。ドリーとコンビにするには完璧なキャラクターだ。『ファインディング・ニモ』では、マーリンでうまくいったしね。それに、水の外に出られるし、どこでも這って行けるし、小さなスペースにも入れる。移動する手段としても完璧だった」と明かした。

「ファインディング・ドリー」は7月16日より全国公開。

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