元AKB48森川彩香、ガンプラ愛で勝ち取った主演作舞台挨拶 (original) (raw)
「教科書にないッ!」の初日舞台挨拶が6月18日、東京・渋谷HUMAXシネマにて行われ、キャストの森川彩香、馬場良馬、片山萌美、百合沙、監督の佐々木詳太が登壇した。
岡田和人によるマンガを2部作で実写化した「教科書にないッ!」は、高校教師の大楽有彦が、クラスで一番かわいい人気者の女子高生・白樺綾を不良生徒たちから守るため同棲生活を始める学園ラブコメディ。上映後に行われた舞台挨拶で、綾を演じた森川が「映画、観てもらうのすごく緊張したんですが、いかがでしたか?」と観客に呼びかけると、会場から大きな拍手が上がる。
2015年にAKB48を卒業し、本作で映画初出演、初主演を務めた森川は「オーディションを受けたんですけど、受からないと思っていたんです」と告白。「そこで『普段のあなたを見せてほしい』と言われて、ガンプラで『ブーン』って(言いながら)戦っている姿を見せてしまったんですよ」とオーディション現場を振り返ると、会場から笑いがもれる。
森川の言葉に佐々木は「こいつで大丈夫かなと思ったんですけど、でも今はよかったと思ってます。みんな飾っている中、森川だけは素を出してくれて……なんかお姉ちゃんがガンプラを踏んじゃって壊して、『ざけんなよ!』って怒ってる(演技を)見せてくれて」とオーディション現場を振り返る。佐々木の暴露に森川は「ガンプラは私の命なので、踏まれたら『ふざけんなよ!』ってなりますよ」と楽しげに返答した。
綾をはじめ多くの女性から言い寄られる有彦に扮した馬場は「役得でした。ありがとうございます!」とコメント。ラブコメ初出演だという馬場は「僕は今まで、ラブ(要素)が入る作品って男の子としかやったことがなかったですね。それで男の子の唇ってけっこう柔らかいんだなって知っていたんですが……今回不意打ちだったりするんですけど、女性とキスさせていただけて」と声を弾ませる。
作品の内容に絡め、同棲したい男性のタイプを聞かれた森川は「ガンプラは私の体の一部みたいなものなので、ガンプラを作って飾っても怒らない人がいいです」とまたもやガンプラを話題に上げ、登壇者と観客の笑いを誘った。
渋谷HUMAXシネマでは、6月23日まで「教科書にないッ!」「教科書にないッ!2」を1日おきに交互に上映中。また大阪のシネ・ヌーヴォXでは、7月9日から両作品が1週間限定でスクリーンにかけられる。
(c)岡田和人(ヤングチャンピオン)1995 (c)2016「教科書にないッ!」製作委員会
リンク
- 「教科書にないッ!」公式サイト
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