ドーピングの手口捉えた「疑惑のチャンピオン」特別映像 (original) (raw)

自転車ロードレースの絶対王者ランス・アームストロングのドーピング問題を映画化した「疑惑のチャンピオン」の特別映像がYouTubeにて公開された。

本作は、英国サンデータイムズ紙記者のノンフィクションをもとにした人間ドラマ。アームストロングががんを克服し、「ツール・ド・フランス」で7連覇を達成しながら、その陰で禁止薬物を常用していた事実を暴き出す。アームストロングにベン・フォスターが扮するほか、クリス・オダウドギョーム・カネダスティン・ホフマンらが出演。「クィーン」のスティーヴン・フリアーズが監督を務めた。

公開された特別映像は、アームストロングがカネ扮するスポーツ医学の権威で医師のミケーレとともに、科学的アプローチと称し、トレーニングを重ねるシーンから始まる。その後、不正薬物を自ら注射するアームストロングの姿や、使用済みの注射器を空き缶に入れて捨てる様子、腕の注射痕を隠す生々しく巧妙な手口が次々と映し出されていく。

「疑惑のチャンピオン」は7月2日より東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開。

スティーヴン・フリアーズ コメント

スポーツが莫大な金もうけの道具となるとき、多くの人にとって疑問を抱かないことが利益になるのだと分かった。記者と選手は非常に親密になり3週間をともに過ごす。そしてレースが始まるとき、彼らは選手の腕を見て誰が不正薬物を使用しているかもわかっていた。ほかの選手も知っていたはずだ……。

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