細田守「バケモノの子」7月22日にテレビ初放送 (original) (raw)

観客動員数459万人を記録し、第39回日本アカデミー賞にて最優秀アニメーション作品賞を受賞するなど高く評価された本作。母親を失いひとりぼっちになった少年・九太と、乱暴者のバケモノ・熊徹の交流を描いた冒険活劇で、声のキャストには役所広司宮崎あおい染谷将太広瀬すず大泉洋リリー・フランキー津川雅彦らが並ぶ。

テレビ初放送を受け細田は「『バケモノの子』は基本的にアクション映画ですので、面白いことが次々に起こります。テレビの前でワイワイみんなで楽しんでみてください」とコメント。また「みんな誰しも胸の中に心の師匠、親、がいる、と思います。それは身近な人かもしれないし、会ったこともない人、あるいは歴史上の人物かもしれない。実際の親だけでなく、人はそういう大切な存在によっても育てられているんだということを伝えたいです」と作品に込めた思いを語っている。

「金曜ロードSHOW!」の公式サイトでは、放送を記念して細田の直筆イラスト入りのサイン色紙、「バケモノの子 ARTBOOK」などが当たるキャンペーンを実施。またテレビ初放送を記念したイベント「細田守監督作品『バケモノの子』テレビ初放送記念 “スタジオ地図 2016 in Summer”」が現在開催中だ。詳細はイベントの特設ページを確認してほしい。

初放送をすごく嬉しく思っています。「バケモノの子」は基本的にアクション映画ですので、面白いことが次々に起こります。テレビの前でワイワイみんなで楽しんでみてください。

ついに夏休み。人は夏に成長するものですよね。夏には色々人生の思い出になる出来事が起こります。出会いと別れ、悲喜こもごもかもしれませんが(笑)、「夏休みが始まった~」という盛り上がった気分で、そんな夏の思い出の皮切りとして楽しんでください。

みんな誰しも胸の中に心の師匠、親、がいる、と思います。それは身近な人かもしれないし、会ったこともない人、あるいは歴史上の人物かもしれない。実際の親だけでなく、人はそういう大切な存在によっても育てられているんだということを伝えたいです。
そんな人のことを思い出しながら観ていただければと思います。

リンク

※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。