モテモテ僧侶の魔性開花「仁光の受難」FILMeXで上映 (original) (raw)

第17回東京フィルメックスのコンペティション部門にて「仁光の受難」が上映される。

本作は、映像ディレクター・庭月野議啓が4年の歳月をかけて作り上げた自主制作時代劇。異常なほど女性にモテるという悩みを抱えた僧侶・仁光が、妖怪と出会うことで自らの魔性を開花させていくさまが描かれる。第35回バンクーバー国際映画祭ではすべての上映回がソールドアウトとなり、追加上映が決定。第21回釜山国際映画祭でもすべての上映が満席となった。仁光を演じるのは「クローズZERO」「野火」の辻岡正人。なお劇中曲に、和楽器バンドの神永大輔が参加している。

庭月野は今回の上映に際し「東京フィルメックスという大舞台で日本初上映の機会を頂けて大変光栄です」とコメント。「海外でこの作品が受け入れられたのは、日本の文化色を全面に出しているとても珍しい映画だったという点もあると思います。そういう意味では日本では誤魔化しの効かない厳しい観客の目に晒されると思うので、気を引き締めて臨みたいです」と意気込みを伝えている。

「仁光の受難」の上映は11月23日に東京・有楽町朝日ホールにて行われる。上映後には庭月野が登壇し、Q&Aも実施される。

庭月野議啓 コメント

まず東京フィルメックスという大舞台で日本初上映の機会を頂けて大変光栄です。海外でもたくさんの人に観てもらえて、4年もかけた甲斐があったなと。海外でこの作品が受け入れられたのは、日本の文化色を全面に出しているとても珍しい映画だったという点もあると思います。そういう意味では日本では誤魔化しの効かない厳しい観客の目に晒されると思うので、気を引き締めて臨みたいです。何よりもやっと日本の皆さんに観て頂けることが嬉しい。また、この作品はまだ国内配給が决まっていません。上映の際には日本の配給会社の皆さんにも積極的にアピールして行きたいです。

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