「相棒」冠城亘はイタリアーン、神戸尊はナポリターン (original) (raw)

「相棒」及川光博が比較「冠城亘は“イタリアーン”で、神戸尊は“ナポリターン”」

2017年1月24日 20:23 109

相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」の東京プレミアが、本日1月24日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、舞台挨拶に水谷豊反町隆史ら16人が登壇した。

本作は、水谷扮する主人公・杉下右京と、彼のもとに送り込まれる“相棒”が事件解決のため奮闘する刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場版最新作。反町扮する4代目相棒・冠城亘が登場して以来、初の映画版にあたる。

舞台挨拶にはまず、先のカーペットイベントと同じく及川光博仲間由紀恵鈴木杏樹川原和久山中崇史山西惇神保悟志小野了片桐竜次北村一輝山口まゆ鹿賀丈史が参加。さらに石坂浩二と監督の橋本一も加わった。14人がステージに上がったところで、反町と水谷の「右京さん、皆さんもうおそろいのようですよ」「お待たせして申し訳ございません。冠城くん、では参りましょう」というナレーションが場内に響く。客席付近のドアから2人が登場すると、大歓声が上がった。

「右京さーん」と観客に声を掛けられた水谷は「センキュー」と挨拶。すると同様に「ソリー!」と呼ばれた反町が「センキュー!」とまねをして笑いを誘う。仲間は「好きな右京さんのセリフは『困りましたねえ……』です」と発言してファンを沸かせ、山西は「お寒い中お越しいただきまして、皆さん本当に……ヒマかっ?」とおなじみのフレーズで挨拶。2代目相棒・神戸尊役の及川は「皆さん、お久しぶりです。ご存知ない方もいらっしゃるかと思います。主に再放送で活躍中の元特命係・神戸尊です!」と爆笑を起こした。

本作のクライマックスにあたるパレードのシーンは、福岡・北九州市に3000人のエキストラを集めて撮影された。メインストリート約300mを朝6時から18時まで封鎖したそうで、水谷は「『相棒だからやったんです』と言っていただけて、大変うれしいことでした」としみじみ振り返る。同シーンの撮影は、天候のため2度も延期され、そのたびにエキストラが集め直されたという。「3000人そろったところで雨が降ったって聞いて、ほらごらん!って思いました」と笑う石坂は、司会に「ロケに行けず悔しかったんですか?」と聞かれ、「そうです! 北九州行ってみたかったです!」と素直に白状した。

本作で“黒衣の男”という謎めいた役を務めた北村。「いつか水谷さんと共演できたらいいなと思っていたので、夢が叶いました。横で演っている反町くんをすごくうらやましく思いました」と喜々として語るが、「でもゲストで出たってことは、僕が“相棒”になる可能性がなくなったんじゃないかと……」と嘆く。すると及川に「石坂さんが今、横で『5代目、5代目!』って言ってますよ!」と教えられ、「皆さんが『5代目は北村がいい』なんて言ってくれたらうれしいです(笑)」とちゃっかりアピールした。

本作でも重要な場面で出演した及川は、「やっぱりソリちゃん演じる冠城亘と出会えるのが楽しかったです。冠城亘って“イタリアーン”な感じがしません?」と唐突に同意を求める。面白がる水谷に「すいません、もう1回お願いします」と頼まれると、ノリノリで「“イタリアーン”な感じがしません? 野性味やユーモアがあって。神戸くんの場合は、どっちかっていうと“ナポリターン”なんですよ(笑)」と続ける。石坂に「同じじゃん!」とツッコまれ、「微妙に違うんです! ぜひその違いを映画でご覧ください」と観客に語りかけた。

舞台挨拶の終盤では、水谷が「子供の頃から映画が大好きで、いい映画を観ると1週間くらい幸せでいられる。つまらない作品を観ると1週間くらい愚痴を言うこともできます。映画ってすごいなと思いました。さて、『相棒』はどのような映画なのでしょう? ゆっくりご覧ください」とまとめる。そして反町が「いっつも挨拶が水谷さんのあとで、本当に困る……」と頭を掻きながら、「作品が公開されるときは自分の娘や息子を世に出すようで、どこか寂しい感じなんです。ぜひこの映画をかわいがってやってください」と締めくくった。

「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」は2月11日より全国ロードショー。

(c)2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ

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