日本アカデミー賞新人賞の坂口健太郎らを二宮和也が祝福 (original) (raw)

プレゼンターを務めたのは、「母と暮せば」で前年度最優秀主演男優賞に輝いた二宮和也。二宮は「僕は新人賞をいただけないまま新人じゃない人になってしまったので、新人賞に憧れがあります。次回は作品で皆さんと一緒に関われたらいいなと思います」と受賞者たちを祝福した。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました」からは高畑と岩田が選ばれた。岩田は自身と本作で演じたキャラクターにギャップがあるそうで、「(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、EXILEの)メンバーには散々いじられました。『岩ちゃんが植物図鑑をやるなら俺は筋肉図鑑をやるよ!』って……」と話して笑いを誘い、高畑は「私が初めて主演をさせていただいた大切な映画。素敵な賞を(岩田と)並んで受賞できたことを幸せに思います」と笑顔を見せる。

湯を沸かすほどの熱い愛」の杉咲は「この経験を次につなげていけるように、私なりに丁寧にこれからももっとがんばります」と意気込み、「お母ちゃんのおかげです!」と、母役を演じた宮沢りえに感謝の言葉を贈る。「セーラー服と機関銃 -卒業-」の橋本は「謙虚に誠実に、映画界と演技の道に人生を捧げる覚悟で日々精進していきたいなと思います」と力強く語った。

「64-ロクヨン-」の坂口は「大先輩方は、演技というよりは、役や人として戦っている。それを若輩者ながらも近くで見せていただけて、財産になりました」と佐藤浩市らと過ごした日々を振り返る。「怒り」で初めて映画に出演した佐久本は「わからないことだらけでとても緊張しました。いろんな人から『李(相日)さんは怖いぞ』と脅されていましたが、お父さんのようでした」とコメントした。

そして「殿、利息でござる!」の千葉は「もっとたくさんの現場で『お久しぶりです』って言えるような役者になりたいです」と瞳を輝かせ、「青春時代から(作品の中で)見てきた役者さんばかりだったので、ぜいたくな時間だったなと思います」と撮影時を懐かしむ。「ちはやふる」の真剣佑は「これからは人の心に響く芝居ができる役者になっていけるよう精進していきます」と今後について語り、撮影前に福井へ修行に出かけた際のエピソードを「監督に『“もののあはれ”を学んでこい』と言われまして……。言葉にしようとすると難しいけど、何か得られたかなと」と明かした。

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