「アデル、ブルーは熱い色」監督がパルムドールを競売に (original) (raw)

アデル、ブルーは熱い色」で第66回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した監督アブデラティフ・ケシシュが、資金繰りのため同賞のトロフィーを競売にかけることがわかった。

Indiewireなどによると、ケシシュの新作「Mektoub, My Love(英題)」はポストプロダクションの最中だったが、銀行からの融資が打ち切られ製作がストップしてしまった模様。ケシシュはスケジュール通りに作品を完成させるべく、パルムドールのトロフィーほか、「アデル、ブルーは熱い色」で使用された油絵などをオークションに出品することを決意したようだ。

「アデル、ブルーは熱い色」は、カンヌ国際映画祭史上初、パルムドールが監督だけでなく主演女優の2人にも贈られた作品。アデル・エグザルコプロス演じる高校生のアデルと、レア・セドゥ演じる青い髪をした美大生エマが惹かれていく様子が、赤裸々な性愛シーンとともに描かれている。

この記事の画像(全1件)

(情報提供:Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ)

全文を表示

アブデラティフ・ケシシュのほかの記事

アブデラティフ・ケシシュのほかの記事

アブデラティフ・ケシシュの映画作品

アブデラティフ・ケシシュの映画作品