「家族X」の吉田光希が監督務めた「三つの光」公開、予告編も解禁(コメントあり / 写真11枚) (original) (raw)

「家族X」の吉田光希が監督を務めた「三つの光」が、9月16日より東京・新宿K's cinemaほか全国にて順次公開される。

第67回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に出品された本作は、山本政志が主宰するシネマ☆インパクト製作のヒューマンドラマ。深夜の倉庫街で楽曲を制作するマサキとK、そして彼らと出会った女性たちの心の再生を描く。Kを「恋人たち」の池田良、マサキを鈴木士が演じたほか、小宮一葉真木恵未、石橋菜津美、後藤剛範がキャストに名を連ねた。

YouTubeにて公開中の予告編では、音楽制作を通して自分の感情をさらけ出していく登場人物たちの姿を確認できる。吉田は本作について「強く自分自身でありたいと願う、K、マサキ、アオイ、ミチコ。彼らの心の再生を描くことが、僕自身の救いにも繋がると信じています」とコメントを寄せている。

吉田光希 コメント

「より良いものを目指したい」という共通の思いが引き起こす、人々の摩擦。しかし衝突のあり方によっては、人間関係の断絶に発展していくことも経験してきました。同じところを目指していても、お互いの距離を縮めすぎると、なぜより深く相手を傷つけてしまうのか。「誰か」と関わり、親密になっていく過程で起きてくる希望や高揚、湧いてくる私欲。枯れた魂が集まり、回復していく瞬間を描きたい。強く自分自身でありたいと願う、K、マサキ、アオイ、ミチコ。彼らの心の再生を描くことが、僕自身の救いにも繋がると信じています。

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