小林稔侍が76歳にして映画初主演「星めぐりの町」 (original) (raw)

小林稔侍が76歳にして映画初主演を務める「星めぐりの町」が2018年1月27日に公開される。

「星めぐりの町」は、妻を早くに亡くし一人娘と暮らす島田勇作と、亡き妻の遠縁にあたる少年・政美の交流を描く人間ドラマ。豆腐屋を営む勇作を小林、東日本大震災の津波によって家族全員を失った政美を荒井陽太が演じ、壇蜜神戸浩六平直政平田満高島礼子がキャストに名を連ねた。メガホンを取ったのは「蝉しぐれ」で知られる黒土三男

YouTubeにて公開されている予告編には、家族を失ったことにより心を閉ざした政美の姿が。また勇作が政美の背に手を当て慰める様子や、「生きてりゃ、きっといいことある。捨てたもんじゃねえ」というセリフも収められた。

さらに小林のコメントも到着。小林は「映画初出演の話をもらった時は、夢というか、信じられなかった。今までも何回か話はあったけど、立ち切れたりしてて、本当に自分が主演の映画を撮れるなんて思ってもいなかったんです」とコメントし、「一人でも多くの方に『人の縁の大切さ』や『生きることの素晴らしさ』を感じてもらえると嬉しいです」と思いを述べている。

「星めぐりの町」は東京・丸の内TOEIほか全国にてロードショー。

小林稔侍 コメント

映画初出演の話をもらった時は、夢というか、信じられなかった。
今までも何回か話はあったけど、立ち切れたりしてて、本当に自分が主演の映画を撮れるなんて思ってもいなかったんです。

これも人との縁だと思っています。色んな縁が重なって、こうして夢を果たせて本当に嬉しいですし、黒土監督をはじめ、みなさんに感謝しています。

映画の中では、震災で心に傷をもった少年と主人公が出会います。少年は主人公に出会えたからこそ変わっていけるようになる。そんな少年の成長に、僕は凄く共感したんです。人との縁が、人生を大きく変えることってありますよね。本作品をみて、一人でも多くの方に「人の縁の大切さ」や「生きることの素晴らしさ」を感じてもらえると嬉しいです。

(c)2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会

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