「ハンドメイズ・テイル」#MeTooはS2の脚本に影響 (original) (raw)

海外ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」シーズン2より、メイキングカット10枚とコメントが到着。あわせて主演を務めたエリザベス・モスのメッセージ映像がYouTuebeにて公開された。

本作はマーガレット・アトウッドの小説「侍女の物語」を原作に、少子化問題が深刻化した宗教主義国家“ギレアド共和国”で、子作りのため上流階級の司令官に侍女として仕える主人公オブフレッドの姿を描いたディストピアドラマ。シーズン1は第75回ゴールデングローブ賞で2部門、第69回エミー賞で8部門を獲得した。映像でオブフレッド役のモスは「今までのドラマの常識を覆すと思う」とコメントしている。

シーズン1の配信後、侍女の格好をした女性たちが中絶関連法案への抗議活動やデモに参加するなど実社会にさまざな影響をもたらした本作。また2017年から2018年にかけて活発化したセクシャルハラスメントや性的暴行の被害を告白する「#MeToo」の運動は、シーズン2の脚本に影響を与えたという。本作のクリエイターを務めるブルース・ミラーは「脚本家を採用する際は、実社会の出来事に精通していて興味を持っているという基準を設けている。世界が変わるにつれて人間も変化するため、ドラマにも変化が必要。ただドラマのメッセージがどのように個人の生活に当てはまるのか、ドラマと実社会の関係性に関する部分は視聴者の1人ひとりの解釈に任せている」と語っている。

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のシーズン2は、8月29日よりHuluにて独占配信スタート。

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