A・キュアロン新作がLA映画批評家協会賞で作品賞に (original) (raw)

アルフォンソ・キュアロン「ROMA」LA映画批評家協会賞で作品賞、宮崎駿が功労賞に

2018年12月10日 20:58 2

第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞の受賞結果が発表された。

作品賞はアルフォンソ・キュアロンが監督を務めた「ROMA / ローマ」が獲得した。キュアロンは、1970年代のメキシコを舞台にある中流階級の家庭を描いた同作にて、撮影賞にも選ばれている。

監督賞は「Leave No Trace(原題)」のデブラ・グラニック、主演男優賞は「First Reformed(原題)」のイーサン・ホーク、主演女優賞は「女王陛下のお気に入り」にてアン女王を演じたオリヴィア・コールマンが受賞。村上春樹の短編小説「納屋を焼く」をもとにした韓国映画「バーニング 劇場版」は、「万引き家族」と並んで外国映画賞を受賞し、同作に出演したスティーヴン・ユァンは助演男優賞を手にした。

また、「ザ・ライダー」で監督を務めたクロエ・ザオが新人賞に、功労賞に宮崎駿が選出された。ほか受賞結果は下記の通り。なお「Roma / ローマ」はNetflixで12月14日より配信。また「バーニング 劇場版」は2月1日、「女王陛下のお気に入り」は2月15日に劇場公開される。

第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞

作品賞

ROMA / ローマ

監督賞

デブラ・グラニック:「Leave No Trace(原題)」

主演男優賞

イーサン・ホーク:「First Reformed(原題)」

主演女優賞

オリヴィア・コールマン:「女王陛下のお気に入り

助演男優賞

スティーブン・ユァン:「バーニング 劇場版

助演女優賞

レジーナ・キング:「ビール・ストリートの恋人たち

脚本賞

ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ:「Can You Ever Forgive Me?(原題)」

美術賞

ハンナ・ビークラー:「ブラックパンサー

編集賞

ジョシュア・アートマン、ビン・リウ:「Minding the Gap(原題)」

撮影賞

アルフォンソ・キュアロン:「ROMA / ローマ」

音楽賞

ニコラス・ブリテル:「ビール・ストリートの恋人たち」

外国語映画賞

「バーニング 劇場版」
万引き家族

ドキュメンタリー / ノンフィクション映画賞

「消えた16mmフィルム」

アニメーション映画賞

スパイダーマン:スパイダーバース

新人賞

クロエ・ザオ

特別賞

「風の向こうへ」

ダグラス・エドワード実験 / 自主映画賞

エヴァン・ジョンソン、ギャレン・ジョンソン、ガイ・マディン:「The Green Fog(原題)」

功労賞

宮崎駿

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