ゴールデングローブ賞で「グリーンブック」が最多受賞 (original) (raw)

米GG賞で「グリーンブック」が最多受賞、「ボヘミアン・ラプソディ」は2冠

2019年1月7日 13:58 6

第76回ゴールデングローブ賞映画部門の受賞結果が、アメリカ現地時間1月6日に発表された。

ミュージカル / コメディ部門ではピーター・ファレリーがメガホンを取った「グリーンブック」が作品賞、脚本賞など3冠を獲得した。同作は1962年のアメリカを舞台に、黒人ジャズピアニストのドン・シャーリーとその用心棒兼運転手として雇われた男トニー・リップが友情を育んでいくロードムービー。同作でシャーリーを演じたマハーシャラ・アリは助演男優賞に選ばれた。

ドラマ部門では、ロックバンド・クイーンとそのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた「ボヘミアン・ラプソディ」が2冠に。フレディを演じたラミ・マレックは主演男優賞の栄誉を手にした。レディー・ガガブラッドリー・クーパーの共演作「アリー/ スター誕生」は、2人が歌う「シャロウ ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」が主題歌賞に選ばれている。作曲賞は「ファースト・マン」のジャスティン・ハーウィッツが、「ラ・ラ・ランド」に続き2作品連続2度目の受賞となった。

アルフォンソ・キュアロンがメガホンを取った「ROMA / ローマ」は監督賞と外国語映画賞を獲得。同じく外国語映画賞にノミネートされていた是枝裕和の「万引き家族」は受賞を逃した。またアニメ映画賞では細田守監督作「未来のミライ」が候補に選ばれていたが、「スパイダーマン:スパイダーバース」が受賞を果たした。

なお生涯功労賞であるセシル・B・デミル賞は、「ビッグ・リボウスキ」「クレイジー・ハート」など数多くの出演作を持つジェフ・ブリッジスに捧げられた。

映画部門の受賞結果は以下の通り。

第76回ゴールデングローブ賞受賞結果(映画部門)

作品賞(ドラマ部門)

「ボヘミアン・ラプソディ」

主演女優賞(ドラマ部門)

グレン・クローズ天才作家の妻 -40年目の真実-

主演男優賞(ドラマ部門)

ラミ・マレック「ボヘミアン・ラプソディ」

作品賞(ミュージカル / コメディ部門)

「グリーンブック」

主演女優賞(ミュージカル / コメディ部門)

オリヴィア・コールマン女王陛下のお気に入り

主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)

クリスチャン・ベールバイス

助演女優賞

レジーナ・キングビール・ストリートの恋人たち

助演男優賞

マハーシャラ・アリ「グリーンブック」

監督賞

アルフォンソ・キュアロン「ROMA / ローマ」

脚本賞

ピーター・ファレリー、ニック・ヴァレロンガ、ブライアン・カリー「グリーンブック」

作曲賞

ジャスティン・ハーウィッツ「ファースト・マン」

アニメ映画賞

「スパイダーマン:スパイダーバース」

外国語映画賞

「ROMA / ローマ」(メキシコ・アメリカ)

主題歌賞

「シャロウ ~『アリー/ スター誕生』愛のうた」(「アリー/ スター誕生」)

※テレビ部門の受賞結果はこちらから マイケル・ダグラス出演のNetflixドラマと「ヴェルサーチ暗殺」がGG賞で2冠

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