兎丸愛美とBOMIの起用理由は?W主演作の完成披露 (original) (raw)
「シスターフッド」の完成披露上映会が本日2月7日に東京・UPLINK渋谷で行われ、キャストの兎丸愛美、BOMI、遠藤新菜、秋月三佳、岩瀬亮、監督の西原孝至が参加した。
「シスターフッド」は、ドキュメンタリーと劇映画が混在したモノクロ作品。生きづらさを感じる東京の女性たちが人生の決断を下していくさまが描かれる。
ヌードモデルとして活動する兎丸と歌手のBOMIはドキュメンタリーのパートに登場。西原は兎丸を起用した理由を「SNSで見た花束を持っている写真が美しくて。ヌードモデルという職業も日本ではあまり聞かないので、活動にも興味を持ちました」と説明する。一方、BOMIに出演依頼をしたのは彼女のライブに行ったことがきっかけだと話し、「表現の喜びを感じている表情で歌っていたんです」と心を動かされたことを明かした。
兎丸は「監督が1人でカメラ片手に撮影をしてくれました」と、撮られている際も自然体でいられた理由を語る。「見せてはいけない部分を見せている気がする」と恥ずかしそうに笑うBOMIは「もうちょっとカッコよく映ればよかったかも(笑)。カップラーメンをすすっているシーンもあります」と映画のシーンについて述べた。またドキュメンタリーとフィクションが混ざっていることに触れながら、「ドキュメンタリーの延長でお芝居をされていたりもするので、不思議な感覚でした」と鑑賞したときの感想を伝える。
フィクションパートに登場する遠藤と秋月は、西原の過去作「Starting Over」にも出演した。同作の撮影時と今回の現場で、西原に違いがあったか聞かれた遠藤は「特に変わらなくて『あ、懐かしい』とホッとする感じでした。先回りして心地いい空間を作ってくれるんです」と笑顔で振り返る。38歳の岩瀬とカップル役を演じている24歳の秋月は、歳の差について「西原さんが自分の好きな人をキャスティングしてますからね(笑)。こういう出会いもありです」とコメント。岩瀬は「なんの問題もなかった!」と強く主張し、会場に笑いを起こした。
最後の挨拶で兎丸は「自分の幸せについて、少しでも考えていただけたらうれしいです」と集まった観客に呼びかける。BOMIは「終わったあとに誰かと話すことで完結するような作品だと思います」とメッセージを送った。
「シスターフッド」は3月1日よりUPLINK渋谷ほか全国で順次ロードショー。
(c)2019 sky-key factory
リンク
- 「シスターフッド」公式サイト
- 映画「シスターフッド」 (@sisterhood_film) | Twitter
- 映画「シスターフッド」 (@sisterhood.film) | Instagram
- 「シスターフッド」予告編
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