「Like A」の“転機”に?第3弾が開幕 (original) (raw)

「『Like A』room[003]」が、昨日8月7日に東京・新宿FACEで開幕した。

舞台「Like A」は、脚本・演出の三浦香、脚本の伊勢直弘、振付の當間里美、楽曲制作のAsuがタッグを組むオリジナル作品。初日を前に実施された取材では、出演者の辻凌志朗SHUNBeat Buddy Boi)、中谷優心高崎俊吾内海啓貴齋藤健心古賀瑠前田陸橋本有一郎今井稜平牧仁鎌苅健太が挨拶した。

今作の魅力を「キャラクターの人間性がすごく出ている」と紹介するBB役の辻は、「奥深い謎解きを楽しめると思います。何度も足を運んでいただけたら」とメッセージを送り、インスペクター役のSHUNも「前回公演からまだ約7カ月ですが、(早くも)『room[003]』をやれることがうれしいです」と喜びを語った。

キーパー役の中谷は「Like A」第1・2弾に参加していた石賀和輝と岩義人が今回は出演していないことに触れ、「おそらく2人は観に来てくれると思うので、『出たかったな』と言わせたい(笑)」とコメント。アッシャー役の高崎は「Like A」第1弾が新宿FACEで上演されたことを振り返りながら「新メンバーが入り、新たな『Like A』が始まっていると感じています」と期待を寄せる。「room[002]」からプチ役で出演している齋藤は「この世界観をお客さまにぶつけ、もっと好きになっていただけるよう努めたい」と意気込んだ。

内海、古賀、前田の3名は、今回が初参加。「『新しい風を吹かせたい』という思いで稽古に臨みました」と話すドクター役の内海は、「歌で魅せていけたら」と抱負を述べた。ペンギン役の古賀も「稽古ですごく苦戦したので、その分お客さまに『楽しかったな』と思って帰っていただけるようがんばります」と目標を掲げる。さらにCAB180(キャブワン)役の前田は「歌、ダンス、芝居や人間性が鍛えられた」と稽古の充実ぶりをのぞかせ、「(稽古の成果を)本番にぶつけるため、全力で駆け抜けたい」と気合十分に話した。

ベル役の橋本は「自分なりにベルとしてしっかり役割をまっとうしたい」、ポーター役の今井は「最後まであがき続けたいと思います」とそれぞれコメント。FC(エフシー)役の平牧は「過去作から散りばめてきたたくさんの謎が、まるでだまし絵のようにぐるりと回転してガチッとはまっていくような面白さがある。『Like A』にとって転機になるような作品になったと思います」と自信をのぞかせる。また「room[002]」から参加しているマーマレードボーイ役の鎌苅も「過去の作品を観ていた方にはたまらない作品だと思います」と期待を煽った。

「『Like A』room[003]」の公演は8月14日まで。なお本作のDVDとCDは、来年2月26日に発売される予定だ。

(c)2019Like A/CLIE

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