ロウ・イエ「シャドウプレイ」来年2月に公開決定 (original) (raw)
「ふたりの人魚」「天安門、恋人たち」で知られるロウ・イエの監督作「シャドウプレイ」が、2020年6月下旬より東京・UPLINK渋谷、UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開される。
本作は2013年に中国・広州で起きた汚職事件を巡る騒乱をベースにしたサスペンス。中国、香港、台湾を舞台に、改革開放が本格化した1980年代末からの30年間を描き出す。物語は都市再開発計画に反対する暴動のさなか、市の責任者が謎の死を遂げたことから始まる。主人公は現場に居合わせ、死の真相を探り始めた刑事ヤン。何者かの謀略でスキャンダルに巻き込まれ香港に逃れたヤンは、事件の鍵を握る女性と恋に落ちてしまう。
「ラブ O2O」「僕らの先にある道」のジン・ボーランがヤンを演じたほか、「レッドクリフ」のソン・ジア、「ブラインド・マッサージ」のチン・ハオ、「王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン」のマー・スーチュン、「パリ、ただよう花」のチャン・ソンウェン、「あの頃 君を追いかけた」のミシェル・チェンがキャストに名を連ねた。2018年に死去した作曲家ヨハン・ヨハンソンと、「ブラインド・マッサージ」にも参加したヨナス・コルストロプが音楽を手がけている。
なお「シャドウプレイ」は、11月23日に第20回東京フィルメックスのオープニング作品として上映された。
※「シャドウプレイ」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
(c)DREAM FACTORY, Travis Wei
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