野本梢の長編「透明花火」公開、監督作の特集上映も (original) (raw)

野本梢が不器用な人々描く「透明花火」公開、監督作の特集上映も決定

2019年12月2日 16:00 5

野本梢の初長編監督作「透明花火」が、3月14日から27日まで東京の池袋シネマ・ロサで上映される。

本作は、ナンパ塾を経営しながら祖母と暮らす淳、24歳で女性経験がないことに引け目を感じている圭太など、不器用な人々が傷付きながらも人と向き合おうとする姿を描く群像劇。高橋雄祐清水尚弥安藤輪子根矢涼香みひろがキャストに名を連ね、ミドリカワ書房が音楽を担当した。YouTubeでは予告編が公開中だ。

また「透明花火」の公開に先駆けて、同館では2月29日から3月13日まで特集上映「野本梢監督特集『私』」を実施。笠松七海を主演に迎えた新作「アルム(仮題)」や、シングルマザーの葛藤を描く「次は何に生まれましょうか」、親友への思いに悩むレズビアンの女性を主人公にした「私は渦の底から」などがラインナップに並ぶ。

「透明花火」と「野本梢監督特集『私』」はともに2週間限定レイトショー。

※高橋雄祐の高ははしごだかが正式表記

野本梢監督特集「私」

2020年2月29日(土)~3月13日(金)東京都 池袋シネマ・ロサ
料金:前売り券 1300円 / 当日券 1500円(「透明花火」の前売り券を提示すると1300円)
<上映作品>
「アルム(仮題)」
「次は何に生まれましょうか」
「私は渦の底から」
「わたしが発芽する日」
「あたしがパンツを上げたなら」
「デボチカ」
「青三十二才」
「フォトジェニック」
「愛しのマミー」
「スプリング・イン・ソイソース」
「朝をこえて星をこえて」
「はじめてのうみ」
「あたしがパンツを上げたなら2」
「あの頃と甘いシュシュ」
「君のいる町」
「明日からさようなら」