トム・ホランド、“声だけ”でピクサー声優に (original) (raw)

「2分の1の魔法」トム・ホランドの起用経緯は?オーディションは俳優名明かさず実施

2020年2月20日 21:35 2

ディズニー / ピクサー最新作「2分の1の魔法」より、声優オーディションに関するスタッフのコメントが到着した。

「モンスターズ・ユニバーシティ」のダン・スキャンロンが監督を務めた本作は、かつて魔法に満ちあふれていた世界を舞台とするアニメーション。内気なエルフの少年イアンと好奇心旺盛な兄バーリーが、亡き父を魔法でよみがえらせるため冒険に出るさまが描かれる。英語版ではイアンに「スパイダーマン」シリーズのトム・ホランド、バーリーに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のクリス・プラットが声を当て、日本語吹替版には志尊淳と城田優がキャスティングされた。

キャスティング担当のケルシー・マンは「声優を選ぶときは俳優の名前を明かさないまま行うんだ。キャラクターのために一番合っている声を選んでいくんだよ」とオーディション秘話を明かす。さらにマンは「オーディションでは数百人の声を聞いたんだ。イアンの絵を見ながら声を聞いて、イアンの内気なイメージに合っているかどうかで判断する。そうやってそれぞれのキャラクターにぴったりの声の人を選んでいくんだ」と、ホランドの起用経緯を説明した。

プロデューサーのコーリー・レイも、ホランドの声について「イアンはまだ若くて成長している途中の16歳。でも演技力を兼ね備えつつ、自分に自信がないティーンエイジャーらしい声を出せる人はほとんどいなくて、トムの声を聞いたとき、まさに彼こそぴったりだと思ったのよ」と絶賛。またイアン役が決まったのちにバーリー役のオーディションが行われ、好奇心旺盛ながら弟思いの優しさも持ち合わせている俳優を“声だけ”で探したところ、プラットが選ばれたという。

「2分の1の魔法」は3月13日より全国ロードショー。

※「2分の1の魔法」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

(c)2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

※動画は現在非公開です。

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