中国の新鋭ビー・ガンが選んだ今年観るべき20本発表 (original) (raw)
「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」の監督ビー・ガンにスポットを当てたフェアが、明日3月7日より東京・六本木 蔦屋書店で開催。あわせて監督が本企画のために選んだ、2020年に観るべき20本のお薦め作品が発表された。
父の死をきっかけに故郷・凱里(かいり)へ里帰りしたルオ・ホンウを主人公とした本作。後半60分続く、3Dの長回し映像でも話題になっている映画だ。ビー・ガンは蔦屋書店からの依頼を受けて、同店で購入可能なものの中から映画を中心にセレクト。日本からは黒澤明、成瀬巳喜男、伊丹十三、是枝裕和、北野武、深田晃司、橋口亮輔、湯浅政明の作品が選ばれている。
フェアは同日にリニューアルオープンする六本木 蔦屋書店の2階で開催。中国人デザイナーのルー・ユンファンが手がけた映画のアートポスターと、日本版ポスターを手がけたTUGBOAT DESIGNの今井徹によるアートポスターの計12点が展示される。これらは限定受注販売も行う。
ルー・ユンファンはビー・ガンの長編デビュー作「凱里ブルース」のポスターを手がけて一躍脚光を浴び、「象は静かに座っている」の中国版ポスターを担当したことでも知られる人物だ。フェアでは日本版ポスターやポストカード、パンフレットの販売も行われる。
「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」は全国で公開中。なお「凱里ブルース」も4月18日より東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。
※「凱里ブルース」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
ビー・ガン フェア
2020年3月7日(土)~4月4日(土)東京都 六本木 蔦屋書店
ビー・ガンが選んだ、2020年に観るべき20本のお薦め作品
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