「エール」に井上希美、柿澤勇人、小南満佑子が出演 (original) (raw)

窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」の新キャストが発表された。

「六甲おろし」「栄冠は君に輝く」などを生み出した作曲家・古関裕而と、その妻で歌手としても活躍した金子をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の姿を描く「エール」。窪田が主人公の作曲家・古山裕一、二階堂ふみが裕一の妻・関内音を演じるほか、薬師丸ひろ子、菊池桃子、光石研、中村蒼山崎育三郎森山直太朗、佐久本宝、松井玲奈森七菜、柴咲コウ、風間杜夫、唐沢寿明らがキャストに名を連ねている。

このたび新キャストとして発表されたのは、いずれも連続テレビ小説初出演となる井上希美、柿澤勇人小南満佑子。井上は裕一が作曲した「船頭可愛や」を歌う歌手・藤丸、柿澤はコロンブスレコードの歌手・山藤太郎、小南は東京帝国音楽学校の声楽科の生徒・夏目千鶴子を演じる。

制作統括を担当する土屋勝裕は井上、柿澤、小南を「皆さん、ミュージカルの第一線で活躍されている俳優たちです」と紹介。「他にも『エール』には、山崎育三郎さん、吉原光夫さん、古川雄大さんと、ミュージカル界からたくさんのキャストに参加して頂いています。実は、古山裕一のモデルとなった古関裕而さんは、日本での本格的なミュージカルの黎明期に、数多くの舞台の音楽監督をつとめ、日本のミュージカル発展に大きく貢献しました。そんな日本ミュージカルのDNAを引き継いだ俳優の皆さんが加わって、『エール』はどんどん豪華に、ますます面白く盛り上がっていきます。どうぞ、お楽しみに!」と自信をうかがわせている。

「エール」は3月30日から9月26日にかけてNHK総合などで放送。なお明日3月20日には、関連番組「もうすぐ!連続テレビ小説『エール』」がNHK総合で8時15分よりオンエアされる。窪田と二階堂のインタビュー、森山直太朗と中村蒼の対談、森七菜と松井玲奈の対談、山崎育三郎が福島の古関裕而記念館を訪問した際の様子、そして柿澤と井上の録音風景なども紹介されるので、チェックしてみよう。

連続テレビ小説「エール」

2020年3月30日(月)放送スタート 毎週月曜~土曜
NHK総合 8:00~8:15ほか
NHK BSプレミアム・BS4K 7:30~7:45ほか

もうすぐ!連続テレビ小説「エール」

NHK総合 2020年3月20日(金・祝)8:15~8:44

井上希美 コメント

はじめまして、井上希美です。私が演じさせて頂く藤丸にとって、音楽は救いであり、生き甲斐であり、苦しみでもあります。ですが、どんな時でも前向きに、自分らしく生きている藤丸から、私は日々の彩りと生きる力をもらっています。
「エール」と藤丸に私を導いてくださった皆様、ありがとうございます!
ちょっと、いや、随分と「個性的」な役ですが、ひたむきに、精一杯藤丸を生きて参りますので、どうぞ、温かく見守っていただけたら幸いです。

柿澤勇人 コメント

今回、朝ドラ「エール」に参加させて頂くこと、とても嬉しいです。
僕が演じる山藤太郎役は藤山一郎さんがモデルとなる人物。昭和の偉大な名歌手です。まさか自分がそのような偉大な方を演じるとは思ってもなく驚きました。「丘を越えて」「長崎の鐘」を歌うにあたり、撮影に入るまでに何度も藤山さんの歌唱や発声を勉強して現場に臨みました。窪田さんとは数年ぶりの共演ですが、窪田さんがいるだけで現場の雰囲気が温かく、和やかになるのがとても印象的でした。古山裕一に少しでも良い影響を及ぼせるよう、そして作品に貢献できるよう、努めたいと思います。

小南満佑子 コメント

この度初のドラマ出演で憧れの連続テレビ小説に出演させて頂き大変光栄です。
私自身、10歳から声楽を学び世界を目指して勉強してきましたので、この役に運命を感じ感謝の気持ちでいっぱいです。
最初はツンとした千鶴子ですが、音さんとの出逢いにより沢山の刺激を受け次第に歌手として、人としても成長していきます。
劇中では、幾つかオペラアリアも歌います。
2020年の日本の朝に音楽の力で沢山の方へエールを送らせて頂ければと願っています。

土屋勝裕(制作統括)コメント

今回発表する出演者の皆さんは、とにかく歌が上手い! 東京に出てきた裕一と音が出会う、一流の音楽の才能を持った人です。音楽を志すもの同士として仲間になり、良きライバルとなっていきますが、皆、一筋縄ではいかない個性的な面々。裕一と音の人生に大きな影響を与えていきます。ということで、実際に演じて頂くキャストの皆さんも、お芝居はもとより歌が得意な俳優のそろい踏みとなりました。
皆さん、ミュージカルの第一線で活躍されている俳優たちですが、他にも「エール」には、山崎育三郎さん、吉原光夫さん、古川雄大さんと、ミュージカル界からたくさんのキャストに参加して頂いています。実は、古山裕一のモデルとなった古関裕而さんは、日本での本格的なミュージカルの黎明期に、数多くの舞台の音楽監督をつとめ、日本のミュージカル発展に大きく貢献しました。そんな日本ミュージカルのDNAを引き継いだ俳優の皆さんが加わって、「エール」はどんどん豪華に、ますます面白く盛り上がっていきます。どうぞ、お楽しみに!