元町映画館の営業再開にあわせて新作短編がWeb公開 (original) (raw)

学生団体・映画チア部と関西大学映画研究部がリモート制作した短編映画「アワーアンビション」がYouTubeで公開されている。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で休館していた神戸・元町映画館と、同館を拠点に活動する映画チア部による短編映画「アワータイム」のスピンオフとして制作された本作。悪人たちの合同会議を描いたSFコメディで、元町映画館が5月30日に営業再開したタイミングに合わせ、翌31日に披露された。前作から続投した職業怪人カメレオールのほか、上埜すみれ海道力也、福家正洋らが出演。関西大学映画研究部の小松蒼太が脚本および演出を担当し、映画チア部の大矢哲紀が監督を務めた。

前作「アワータイム」は制作側の予想を超える2000回以上の再生回数を記録。スタッフによると「多くの反響を呼び、休館中の元町映画館を後押しする大きな起爆剤となりました」という。本作については「営業が再開された元町映画館を後押しする形で、前作のスピンオフ映画を製作しました。『アワータイム』とは一味異なった独特の世界観を楽しんでいただきたいです」と説明している。

監督の大矢は「本作をきっかけに、元町映画館や映画チア部、関西大学映画研究部を知ってもらい、少しでも映画界を盛り上げることができれば、幸いです」とコメントした。

大矢哲紀 コメント

「アワータイム」の反響を受け、前作で描き切れなかった乱入者・職業怪人カメレオールさんによる知られざる悪党たちの会議についてのリモート短編映画を制作しました。
今回は、前作のキャラクター設定にも関わった大学の後輩が所属する関西大学映画研究部も巻き込み、より、良い意味でぶっ飛んだ作品になったと思います。
本作をきっかけに、元町映画館や映画チア部、関西大学映画研究部を知ってもらい、少しでも映画界を盛り上げることができれば、幸いです。

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