「15年後のラブソング」クリス・オダウドが撮影裏話やイーサン・ホークの魅力語る(動画あり) (original) (raw)

「ハイ・フィデリティ」で知られるニック・ホーンビィの小説を映画化した「15年後のラブソング」。本作に出演しているクリス・オダウドのインタビュー動画がYouTubeで公開された。

“大人になりきれない”男女3人が、新しい人生に踏み出そうともがく姿を描いた本作。日々を惰性で過ごす主人公アニーをローズ・バーン、表舞台から姿を消したロックシンガーのタッカー・クロウをイーサン・ホークが演じ、アニーと15年間同棲している恋人ダンカンにオダウドが扮した。

ダンカンはクロウを病的にまで崇拝しており、長年の恋人を顧みることなくクロウのファンサイトでの交流に没頭する“オタク”なキャラクターだ。劇中では憧れのクロウを前に、その熱い思いを吐露しすぎて喧嘩にまで発展するシーンもあり、オダウドがコミカルでユーモアたっぷりに演じている。

インタビューでオダウドは、撮影現場をひそかに訪れたホーンビィとのエピソードを披露。ホークの魅力については「彼はアーティストだ。彼のような役者の枠に収まらない役者こそ、タッカー役にふさわしい。かっこよくてセクシーだし、僕たちは彼の映画を観て憧れたものだ」と話した。

本作の監督を務めたジェシー・ペレッツは「ドラマ『GIRLS/ガールズ』で彼を演出する機会があったが、楽々とアドリブを連発するのに圧倒された。アドリブが得意な喜劇俳優はほかにもいるが、一部の俳優にしかない能力がある」とオダウドについて語る。彼と共演の多いバーンも「クリスは生まれつきユーモアがあって才能豊かな喜劇俳優」と絶賛している。

「15年後のラブソング」は、6月12日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。

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