田中みな実、博多通りもんの売り上げに貢献 (original) (raw)
土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」のリモート記者会見が先頃開催され、キャストの安斉かれん、三浦翔平、白濱亜嵐(EXILE / GENERATIONS from EXILE TRIBE)、田中みな実、脚本を手がけた鈴木おさむが出席した。
浜崎あゆみの告白小説を原作に、のちに「平成の歌姫」と呼ばれる女性アユの物語を描いた本作。新型コロナウイルス感染拡大の影響により放送が中断していたが、感染対策を行ったうえで撮影再開となり、第4話が本日6月13日にオンエアされる。
アユ役の安斉は、第4話の見どころとしてマサとアユの関係性の変化を挙げたあと「礼香さんの眼帯の真相が明らかになります。撮影休止中に鈴木おさむさんが脚本を書き足してくださったんですが、私のセリフもすごくなっていました(笑)」とアピール。そして今後の展開を2文字で表現することを求められると、「マジヤバ!」となぜか4文字で答えて共演者たちからツッコミを入れられていた。
マサを演じた三浦は、キャラクターのモデルである松浦勝人と撮影現場で会話を交わしたそう。彼は「怒られるかな……と思っていたのですが、すごく優しくて『どうぞご自由に、好きなようにやってください』と言っていただいたので、そこからは僕の“マサ度”を強くしてみました」と明かす。さらに「第1話で浜崎あゆみさんの『appears』の歌詞と連動したシーンを僕のアイデアで追加してもらったのですが、今後も浜崎さんの曲と連動した仕掛けがあるので楽しみにしていただきたいですね」と視聴者にメッセージを送った。
熱演ぶりがSNSなどで話題となっているのは礼香役の田中。共演者たちが“伝説のシーン”と語る第6話のある場面に触れて、彼女は「私たぶん多くのものを失ってる……という気持ちになりました。てんこ盛りでお腹いっぱいになります!」と笑い、「真面目にやるしかない」と役との向き合い方に言及する。礼香とのキスシーンがある流川役の白濱は「僕、食べられているのかなと思いました。狂気的でした!」とジョークを交えながら感想を漏らし、それを受けて田中は「流川さんみたいなイケメンとキスをさせていただいているのに全然ドキドキがなくて、むしろ怖い! 基本、拒まれています(笑)」と続けた。
会見では、礼香の眼帯が福岡の銘菓・博多通りもんに似ているという話題になり、田中が「販売元の明月堂さんからたくさん送っていただきまして……。誰に見せるわけでもないのに、目に当ててみたりしていました」と告白する場面も。なお明月堂によれば、“通りもん眼帯”効果により博多通りもんの売上が上がったという。
鈴木は演技初挑戦の安斉について「この作品はもちろんアユの物語なんですけど、安斉さんのドキュメンタリーでもあると思っています。お芝居も1話ごとに変わってきていますし、そこも僕は素敵だと思っています」とコメント。田中の演技に関しては「僕の想像を100倍超えてきましたね」と驚き、「まずビジュアルを見たときに『あ、これは勝ったな!』って思いました。作品として勝ったなと。いろんな役者さんや女優さんがいる中で、田中みな実さんが演じることによって、オンリーワンになったと本当に思います」と感謝を伝えた。
なお、放送再開を記念して伊集院光、古市憲寿、塙宣之(ナイツ)、りんごちゃん、明月堂から祝辞が到着。全文は下記に掲載する。
「M 愛すべき人がいて」は毎週土曜23時15分からテレビ朝日系で放送。ABEMAでも配信される。
土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」
テレビ朝日系 毎週土曜 23:15~24:05
※ABEMAでは毎週土曜 24:05頃より配信
伊集院光 コメント
普段テレビドラマをあまり見ない私が、この名作と出会ったことに、なにか運命的なものを感じます。有り余る時間と、それを放置すると不安の渦にまかれてしまいそうな日々。かくして、昨今の私の楽しみといえば、NHKの「麒麟がくる」とこの「M 愛すべき人がいて」という二大歴史ドラマとなりました。その「麒麟がくる」の中断とともに、「M」の再開ときて、私の生きる気力は繋がれました。
ありがとう、「M」。
古市憲寿 コメント
放送再開おめでとうございます。「M」のドラマ化を聞いた瞬間、正直とても不安でした。時代を築き上げた輝かしい歌姫の物語。その映像化が本当に成功するのか、と。第1話の予告編を観た時も、暗澹たる気持ちになりました。「これはテレ朝さん、やらかしちゃったんじゃないの」と。しかし、杞憂でした。そこには現実の1990年代とは全く別の世界線で輝く、アユとマサがいたからです。「M」の中にいるアユとマサも、この世界にいるアユとマサも、どうか幸せになって欲しいと心から願っています。
塙宣之(ナイツ)コメント
一流の役者さんが作り出す緊張感から生み出される独特の雰囲気がこのドラマの魅力です。芸人がやると完全にお笑いになりそうな場面を役者さんがやるから画になるんですよね。待ちに待った再開、うれしいです。「M」が好き過ぎてYouTubeにパロディドラマまで作ってしまいました。待ちきれなくて、そっちは先に最終回を迎えてしまいました。本家のこの先の展開がめちゃくちゃ楽しみです。
りんごちゃん コメント
この度は「M 愛すべき人がいて」放送再開おめでとうございます。このドラマ、そして「アユ」が大好きな私はこの日を心待ちにしておりました。この後、どんな展開が待ちうけているのかと考えるだけでドキドキ、ワクワクがとまりません。とにかくとにかく楽しみにしております。「M」再開スターティン☆
明月堂 コメント
「M 愛すべき人がいて」、放送再開おめでとうございます。アユの地元・福岡から応援しています。また、“通りもん眼帯”のおかげで、博多通りもんの売上が上がりました。ありがとうございます。
全文を表示
(c)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.