トライベッカで審査員特別賞の「アイヌモシリ」10月公開、アイヌの血を引く少年描く (original) (raw)
第19回トライベッカ映画祭のインターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門で審査員特別賞を受賞した「アイヌモシリ(AINU MOSIR)」が、10月17日に公開決定。メインビジュアルも到着した。
「リベリアの白い血」の福永壮志が監督を務めた本作の舞台は、北海道・阿寒湖アイヌコタン。アイヌの血を引く14歳の少年カントは、亡き父親の友人・デボの教えでアイヌの精神や文化について少しずつ理解していく。デボから子熊の世話を任され、次第に愛着を深めていくカント。しかし、デボが子熊を飼育していたのにはある理由があった。
カントを下倉幹人、カントの母をアイヌ工芸作家の下倉絵美が演じ、秋辺デボも共演に名を連ねている。また現地に住むアイヌの人々もキャストとして参加したほか、三浦透子とリリー・フランキーがゲストとして出演した。公開されたメインビジュアルに使用されたアイヌ文様のデザインは、下倉絵美が手がけている。
「アイヌモシリ」は、東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
※「アイヌモシリ」の「リ」は小文字が正式表記
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(c)AINU MOSIR LLC/Booster Project
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