「ウォッチメン」エミー賞で作品賞を含む11部門受賞 (original) (raw)

第72回プライムタイム・エミー賞の授賞式がアメリカ現地時間9月20日に開催。最多26ノミネートされていたHBO製作のドラマ「ウォッチメン」が、リミテッドシリーズ作品賞など11部門で最多受賞を果たした。

アラン・ムーア原作の同名コミックの続編として、現代が舞台のオリジナルストーリーを全9話で描いた「ウォッチメン」。リミテッドシリーズ / テレビムービー部門ではレジーナ・キングの主演女優賞、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世の助演男優賞などを獲得した。

ドラマシリーズ部門の作品賞を受賞したのは、同じくHBO製作の「キング・オブ・メディア」(別題:「メディア王~華麗なる一族~」「サクセッション」)。1月に行われた第77回ゴールデングローブ賞での作品賞(ドラマ部門)に続く受賞となった。同ドラマから主演男優賞にダブルノミネートされていたジェレミー・ストロングとブライアン・コックスだが、今回はストロングにトロフィーが渡った。「キング・オブ・メディア」は同部門の監督賞や脚本賞を含む計7部門で受賞している。

コメディシリーズ部門では、このほどシーズン6で完結を迎えたカナダ発の「シッツ・クリーク」が作品賞や演技賞などの主要部門を独占。テレビムービー作品賞には、ヒュー・ジャックマン主演でアメリカ史上最大とも言われる約12億円の巨額横領事件の顛末を描いた「バッド・エデュケーション」が選出されている。

そのほか個人賞では「ユーフォリア/EUPHORIA」のゼンデイヤがドラマシリーズ部門主演女優賞、「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」のマーク・ラファロがリミテッドシリーズ / テレビムービー部門の主演男優賞に輝いた。

テレビ芸術科学アカデミーの公式YouTubeチャンネルでは、授賞式の様子や受賞者の抜粋コメントなどを観ることができる。

第72回エミー賞 主な受賞結果

ドラマシリーズ部門

<作品賞>

「キング・オブ・メディア」

<主演男優賞>

ジェレミー・ストロング「キング・オブ・メディア」

<主演女優賞>

ゼンデイヤ「ユーフォリア/EUPHORIA」

<助演男優賞>

ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」

<助演女優賞>

ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」

<監督賞>

アンドリー・パレーク「キング・オブ・メディア」

<脚本賞>

ジェシー・アームストロング「キング・オブ・メディア」

コメディシリーズ部門

<作品賞>

「シッツ・クリーク」

<主演男優賞>

ユージーン・レヴィ「シッツ・クリーク」

<主演女優賞>

キャサリン・オハラ「シッツ・クリーク」

<助演男優賞>

ダニエル・レヴィ「シッツ・クリーク」

<助演女優賞>

アニー・マーフィ「シッツ・クリーク」

<監督賞>

アンドリュー・チヴィディーノ、ダニエル・レヴィ「シッツ・クリーク」

<脚本賞>

ダニエル・レヴィ「シッツ・クリーク」

リミテッドシリーズ / テレビムービー部門

<リミテッドシリーズ作品賞>

「ウォッチメン」

<テレビムービー作品賞>

「バッド・エデュケーション」

<主演男優賞>

マーク・ラファロ「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」

<主演女優賞>

レジーナ・キング「ウォッチメン」

<助演男優賞>

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世「ウォッチメン」

<助演女優賞>

ウゾ・アドゥーバ「Mrs. America(原題)」

<監督賞>

マリア・シュラーダー「アンオーソドックス」

<脚本賞>

デイモン・リンデロフ&コード・ジェファーソン「ウォッチメン」

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