“20世紀をもっとも騒がせた写真家”の記録映画が公開 (original) (raw)

ドイツ出身の写真家ヘルムート・ニュートンの生誕100年を記念して製作された「Helmut Newton: The Bad and the Beautiful」が、「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」の邦題で12月11日に公開される。

VOGUEをはじめとしたファッション誌にユニークかつ衝撃的な作品を次々と発表したニュートン。そのセンセーショナルな作風から「ポルノまがい」「女性嫌悪主義」と議論を巻き起こし、“20世紀をもっとも騒がせた写真家”とも呼ばれた。本作は、その撮影の舞台裏を12人の女性たちの視点から捉えたドキュメンタリーだ。

本編にはシャーロット・ランプリングイザベラ・ロッセリーニハンナ・シグラといった俳優陣、米国版VOGUE編集長のアナ・ウィンター、モデルのクラウディア・シファーらの新規インタビューを収録。さらにニュートンを鋭く批判した批評家スーザン・ソンタグとのテレビ討論、カトリーヌ・ドヌーヴシガニー・ウィーバーが登場するアーカイブ映像などで構成された。監督は数々のドキュメンタリー作品を手がけてきたドイツ出身のゲロ・フォン・べーム

「ヘルムート・ニュートンと12人の女たち」は東京のBunkamura ル・シネマ、新宿ピカデリーほか全国で順次公開される。

ヘルムート・ニュートンの映画作品

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