映画監督キム・ギドク、コロナ合併症により死去 (original) (raw)
韓国の映画監督キム・ギドク、新型コロナウイルスの合併症により死去
2020年12月12日 10:19 3
韓国の映画監督キム・ギドクが現地時間12月11日にラトビアで死去したことを、IndieWireなどが報じた。死因は新型コロナウイルスによる合併症で、59歳だった。
1960年12月20日に韓国の奉化郡で生まれたキム・ギドクは、1990年から1992年にかけてフランス・パリでファインアートを学び、1996年に「鰐~ワニ~」で映画監督デビュー。その後「悪い男」「春夏秋冬そして春」などで注目を集め、2004年の「サマリア」でベルリン国際映画祭の銀熊賞(監督賞)を受賞する。さらに「うつせみ」ではヴェネツィア国際映画賞の監督賞を受賞。2012年の「嘆きのピエタ」で同映画祭の最高賞である金獅子賞に輝いた。
「悲夢(ヒム)」や「人間の時間」でオダギリジョー、藤井美菜を起用するなど、日本人俳優ともコラボレーションを行ってきたキム・ギドク。過激な作風で知られ、近年は女優から暴行罪で起訴されるなど毀誉褒貶が激しい人物でもあった。
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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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