「歌え!ロレッタ・愛のために」マイケル・アプテッドが死去 (original) (raw)
マイケル・アプテッドが79歳で死去、「UP」や「歌え!ロレッタ・愛のために」監督
2021年1月9日 11:43 2
ドキュメンタリー「UPシリーズ」や「歌え!ロレッタ・愛のために」などで知られるイギリスの映画監督のマイケル・アプテッドが79歳で死去。死因は明らかになっていない。IndieWireなどが報じた。
1941年2月10日生まれ、イングランド出身のアプテッド。1960年代から続く「UPシリーズ」は、同じ出演者に7年ごとに取材を繰り返すインタビューシリーズだ。英国で長年親しまれる連作で、アプテッドは2019年の「63 Up」への参加が最後となった。
劇映画の監督としては1972年の「The Triple Echo(原題)」でデビュー。1980年公開の「歌え!ロレッタ・愛のために」ではアカデミー賞作品賞を含む7部門でノミネートされ、シシー・スペイセクに主演女優賞をもたらした。ピアース・ブロスナンが主演した「007」の1作「ワールド・イズ・ノット・イナフ」も手がけている。
そのほか監督作にシガニー・ウィーバー主演の「愛は霧のかなたに」、ジョディ・フォスター主演の「ネル」、「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」「マーヴェリックス 波に魅せられた男たち」「アンロック/陰謀のコード」など。ローリング・ストーンズやデヴィッド・ボウイに焦点を当てた音楽ドキュメンタリーの分野でも作品を発表している。
また2003年から2009年にかけては全米監督協会(DGA)の会長を歴任。スティーヴン・ソダーバーグは「彼がDGAに与えたものは計り知れません。彼は組合の活動に力を注ぎ、私たち全員の模範として尽力しました。彼がいて、彼を知ることができて幸運でした」と、その功績を称えている。
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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)
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