監督が自身を投影、「ラブ・セカンド・サイト」語る (original) (raw)
「あしたは最高のはじまり」の監督、自身を投影した「ラブ・セカンド・サイト」語る
2021年3月28日 20:15 1
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のメイキング写真が到着。監督を務めたユーゴ・ジェランのコメントも到着した。
本作は、人気SF作家ラファエルが“もう1つの世界”に迷い込んでしまうことから始まるファンタジックラブストーリー。その世界での彼はしがない中学校教師であり、妻オリヴィアとの出会いもなかったことに。そこでラファエルは、人気ピアニストとなっていたオリヴィアに接触を試みていく。フランソワ・シヴィルがラファエル、ジョセフィーヌ・ジャピがオリヴィアを演じた。
このたびジャピがピアノの前で演出を受けるメイキング写真が到着。さらにこの共演を経てプライベートでも交際に至ったシヴィルとジャピが、キスする姿も捉えられた。
「あしたは最高のはじまり」で知られるジェランは、自身の結婚生活を振り返ってこのストーリーを作り上げた。もし妻がいなかったら人生が変わっていただろうと自問自答したというジェランは「一度考えてしまうと、もうちょっと突っ込んで想像してみたくなったんだ」と回想する。高校時代の一目惚れをきっかけに結婚したラファエルとオリヴィアだが、その結婚生活は次第にすれ違うように。しかしもう1つの世界に迷い込んだラファエルは、あの手この手でオリヴィアへアプローチを仕掛けていく。ジェランは「自分自身を登場人物に投影して、最悪の事態や笑える状況、結末を想像するのって、最高に楽しいよ!」と制作過程を振り返った。
劇中では、自己中心的に考えていたラファエルの“恋”が、相手を思いやる“愛”に変わっていく様子が描かれる。ジェランは本作について「自分と愛する人の双方の視点に疑問を投げかける映画」だと話した。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」は5月7日より全国で順次ロードショー。
(c)2018 / ZAZI FILMS - MARS CINEMA - MARS FILMS - CHAPKA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - C8 FILMS
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