「JUNK HEAD」バルブ村の制作メイキングが到着 (original) (raw)
SFストップモーションアニメ「JUNK HEAD」のメイキング映像がYouTubeで公開された。
堀貴秀が監督、原案、キャラクターデザイン、撮影、照明、音楽を担当し、独学で7年掛けて完成させた本作。環境汚染やウイルス感染により滅亡へと向かう近未来を舞台に、地下世界に送り込まれた主人公が冒険を繰り広げるさまが描かれる。3月26日に封切られ、週末のミニシアターランキングでは第1位に輝いた。
到着した映像には、劇中に登場する“バルブ村”のセットが完成していく過程を収録。配管の開閉や圧力調整をするためにバルブを操作する施設、通称・バルブ村は本作で一番手間の掛かったセットで、制作期間は6カ月ほどに及ぶ。撮影はバルブ村を使うシーンから開始し、最後は爆発シーンで終わるようにスケジュールが立てられた。なお半年ほど掛けて作られたセットの解体は2日ほどで終わり、部品は撮影後もほかの素材として活用されている。
「JUNK HEAD」は東京・アップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で上映中。4月2日より東京・TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで拡大公開される。
(c)2021 MAGNET/YAMIKEN