加藤雅也が殺し屋演じた「決着」カンヌへ (original) (raw)

加藤雅也が殺し屋演じた「決着」、カンヌのショートフィルムコーナーに正式出品

2021年7月1日 12:00 268 3 映画ナタリー編集部

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加藤雅也が主演した映画「決着」が、第74回カンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナーに正式出品される。

上本聡が監督を務めた本作は、「日本の古都・奈良でハードボイルド映画を創ろう」を合言葉に加藤と上本で企画を立ち上げた短編。静かな町で暮らす一匹狼の殺し屋が、陰謀の証拠が入っている封筒を手に入れたことで命を狙われるさまを描く。加藤のほか、冨手麻妙上西雄大柴田明良尚玄カトウシンスケ秋本奈緒美が出演した。

今回出品されるショートフィルムコーナーは、映画祭と同時開催される国際映画見本市カンヌ・フィルム・マーケットを訪れる映画人たちに、世界各国から集めた短編映画を紹介する部門。上本は「この作品はジャック・ベッケル監督、ジャン=ピエール・メルヴィル監督などによるフランスの暗黒街映画を見て育った私が、フレンチ・フィルム・ノワールへの思いを込めて創った作品です。世界各国の映画人たちが集うカンヌ国際映画祭に出品できることをうれしく思います」とコメントしている。

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