「DUNE」ヴェネツィア映画祭でワールドプレミア (original) (raw)

DUNE/デューン 砂の惑星」の記者会見とワールドプレミアが、第78回ヴェネツィア国際映画祭でイタリア現地時間9月3日に行われた。

砂の惑星デューンを舞台に、アトレイデス家とその宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いを描く本作。ワールドプレミアには監督のドゥニ・ヴィルヌーヴをはじめとして、キャストのティモシー・シャラメゼンデイヤオスカー・アイザックレベッカ・ファーガソンジョシュ・ブローリンハビエル・バルデムチャン・チェン、シャロン・ダンカン=ブルースター、ステラン・スカルスガルドデイヴ・バウティスタ、音楽を手がけたハンス・ジマーが出席した。

同日の記者会見で、ティモシー・シャラメは「人生最高の栄誉」と本作への出演を喜び、「これまで自分が経験したことのなかった規模のプロジェクトだったものの、4~5カ月の撮影期間を通してどこかの段階で、ここにいる人たち、アーティストたちすべてに、精神的に寄りかかることができたのは幸運だった。全員がこれまで僕が素晴らしいと思った作品に出演していた俳優たちだ」と関わった人々に感謝する。ゼンデイヤは「ドゥニ監督とお仕事することについては、彼は類稀なフィルムメーカーで、ずっと尊敬していた監督だった。デューンという豪華なパズルの1つのピースであることが最高に光栄。とても謙虚な気持ちになったし、特別な時間だった」と語った。

続いて「本作における最大のチャレンジは?」と問われたヴィルヌーヴは「何よりも大変だったのは、 ティモシーの髪に対処し、それを極めることだった。あれは生き物だ。私はティモシーだけでなく、ティモシーのヘアスタイルの演技指導もしなければならなかった」とジョークを飛ばしてシャラメを照れ笑いさせる。ヴィルヌーヴは「もちろん今は誰にとっても非常に困難な時期で、安全第一というのは誰もが同意することだが」と前置きしたあと「もし観客が問題ないと思ってくれて、安全な環境があるのなら、本作をぜひビッグスクリーンで観てほしい。本作はIMAXを思い描き、念頭に置いて設計、制作、撮影されているからだ。それはサウンドデザインにしてもそうだ。本作をビッグスクリーンで観てもらうというのはフィジカルな体験なんだ。本作を最大限没入感のある作品として設計するよう努めた。ビッグスクリーンというのは、私にとって映画の言語の一部なんだ」とメッセージを送った。

「DUNE/デューン 砂の惑星」は10月15日に全国で公開。

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