エミー賞「ザ・クラウン」が作品賞など11冠 (original) (raw)

第73回プライムタイム・エミー賞の授賞式がアメリカ現地時間9月19日に開催され、Netflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」がドラマシリーズ部門の作品賞など主要賞を独占した。

イギリス女王エリザベス2世と英国王室の人々の姿を描くNetflixオリジナルシリーズ「ザ・クラウン」。このたび初受賞となった作品賞をはじめ、女王エリザベス2世役のオリヴィア・コールマンに主演女優賞、チャールズ皇太子役のジョシュ・オコナーに主演男優賞、マーガレット・サッチャー役のジリアン・アンダーソンに助演女優賞、フィリップ殿下役のトビアス・メンジーズに助演男優賞が贈られた。監督賞はジェシカ・ホッブス、脚本賞はピーター・モーガンが獲得した。

またコメディシリーズ部門では、Apple TV+で配信中の「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」が作品賞などを受賞。リミテッドシリーズでは、アニヤ・テイラー=ジョイ主演のNetflixオリジナルシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」が作品賞に選ばれた。技術部門をメインにしたクリエイティブ・アーツ・エミー賞と合わせると「ザ・クラウン」「クイーンズ・ギャンビット」が最多11冠という結果となった。

なおスタジオ別の受賞数は「ザ・クラウン」「クイーンズ・ギャンビット」などのNetflixが44賞で最多に。続いて「Hacks(原題)」「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」などのHBO / HBO Maxが19賞、「ハミルトン」などのディズニープラスが14賞、「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」などのApple TV+が10賞となっている。

第73回エミー賞 主な受賞結果

ドラマシリーズ部門

<作品賞>

「ザ・クラウン」

<主演男優賞>

ジョシュ・オコナー「ザ・クラウン」

<主演女優賞>

オリヴィア・コールマン「ザ・クラウン」

<助演男優賞>

トビアス・メンジーズ「ザ・クラウン」

<助演女優賞>

ジリアン・アンダーソン「ザ・クラウン」

<監督賞>

ジェシカ・ホッブス「ザ・クラウン」

<脚本賞>

ピーター・モーガン「ザ・クラウン」

コメディシリーズ部門

<作品賞>

「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

<主演男優賞>

ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

<主演女優賞>

ジーン・スマート「Hacks」

<助演男優賞>

ブレット・ゴールドスタイン「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

<助演女優賞>

ハンナ・ワディンガム「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

<監督賞>

ルシア・アニエロ「Hacks」

<脚本賞>

ルシア・アニエロ、ポール・W・ダウンズ、ジェン・スタツキー「Hacks」

リミテッド、アンソロジーシリーズ / テレビムービー部門

<リミテッド、アンソロジーシリーズ作品賞>

「クイーンズ・ギャンビット」

<テレビムービー作品賞>

「ドリー・パートンのクリスマス・オン・ザ・スクエア」

<主演男優賞>

ユアン・マクレガー「HALSTON / ホルストン」

<主演女優賞>

ケイト・ウィンスレット「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」

<助演男優賞>

エヴァン・ピーターズ「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」

<助演女優賞>

ジュリアンヌ・ニコルソン「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」

<監督賞>

スコット・フランク「クイーンズ・ギャンビット」

<脚本賞>

ミカエラ・コール「I May Destroy You(原題)」

ジョシュ・オコナーのほかの記事

ジョシュ・オコナーのほかの記事

ジョシュ・オコナーの映画作品

ジョシュ・オコナーの映画作品