東京国際映画祭でウェスやアピチャッポンの新作上映 (original) (raw)

東京国際映画祭でウェスやアピチャッポンの新作上映、大塚康生や仮面ライダー特集も

2021年9月22日 4:00 1

第34回東京国際映画祭(TIFF)ガラ・セレクション部門のラインナップが明らかに。またジャパニーズアニメーション部門で2021年3月に死去した大塚康生、50周年を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズを特集することがわかった。

10月30日から11月8日にかけて東京の日比谷、有楽町、銀座地区で開催されるTIFF。特別招待作品部門から名称を変えたガラ・セレクションでは、海外映画祭の話題作や日本公開が決まっていない注目作がいち早く紹介される。ドニー・イェンニコラス・ツェーのダブル主演作「Raging Fire(英題)」、エドガー・ライトの新作「ラストナイト・イン・ソーホー」が上映されるのは既報の通りだ。

このたびブリランテ・メンドーサの新作「GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮題)」、ウェス・アンダーソンの新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」、アピチャッポン・ウィーラセタクンの新作「MEMORIA メモリア」などの上映も決定。そのほかジェーン・カンピオンパオロ・ソレンティーノがそれぞれNetflix映画として手がけた「パワー・オブ・ザ・ドッグ」「The Hand of God」も劇場での上映が決まった。ラインナップは計10本となっている。なお今回の発表で「MEMORIA メモリア」がファインフィルムズ配給で2022年3月4日に公開されることも明らかに。ジェシカ・チャステインアンドリュー・ガーフィールドの共演作「The Eyes of Tammy Faye」は「タミー・フェイの瞳」という邦題が発表された。

ジャパニーズアニメーション部門では大塚のレトロスペクティブ「アニメーター・大塚康生の足跡」と「『仮面ライダー』の未来へ」と題した企画に加え、「2021年、主人公の背負うもの」というテーマで湯浅政明の「犬王」など最新アニメが描いているものに注目。作品の詳細は追って発表されるため続報を待とう。

現在、映画祭の予告編がYouTubeで公開中。フェスティバルソングはKing Gnuの常田大希率いる音楽集団millennium paradeの「Bon Dance」に決定した。

第34回東京国際映画祭

2021年10月30日(土)~11月8日(月) 東京都 日比谷・有楽町・銀座地区

オープニング作品

クライ・マッチョ

クロージング作品

ディア・エヴァン・ハンセン

ガラ・セレクション部門

「GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮題)」
「タミー・フェイの瞳」
「チュルリ」
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
「The Hand of God」
「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」
「MEMORIA メモリア」
「ラストナイト・イン・ソーホー」
「リンボ」
「Raging Fire(英題)」

ジャパニーズアニメーション部門

「アニメーター・大塚康生の足跡」
「『仮面ライダー』の未来へ」
「2021年、主人公の背負うもの」

(c)2021 TIFF

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