「ゴジラ・フェス」で新作「ゴジラ VS ヘドラ」公開 (original) (raw)

11月3日に開催される「ゴジラ・フェス 2021」のタイムテーブルが解禁。また「ゴジラvsコング」の監督であるアダム・ウィンガードの出演や、中川和博による撮り下ろし映像「ゴジラ VS ヘドラ」が配信されることも明らかになった。

2020年よりオンライン開催されている「ゴジラ・フェス」。YouTubeのGodzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネルで全世界に向けて配信を行う今回は、インターネット通信とYouTubeが利用可能な国・地域であれば、海外でも完全無料で視聴ができる。

ウィンガードは、トークコーナー「居酒屋ゴジラ特別編」に出演。「ゴジラvsコング」吹替版に出演した、「ゴジラ・フェス 2021」総合司会の笠井信輔と対談を行う。

「ゴジラ VS ヘドラ」は、「ゴジラ・フェス オンライン 2020」で発表された「ゴジラ ゴジラ・フェスに現る」の第2弾。「ゴジラFINAL WARS」で使用されたゴジラとヘドラのスーツが使用されており、工業地帯でのバトルが描かれる。1971年に公開された「ゴジラ対ヘドラ」から50年という節目の年に行われる、新たな戦いに注目だ。オープニングとエンディングの映像は、東京2020オリンピック閉会式にも参加した画家の中山晃子が担当。「ゴジラ対ヘドラ」の世界観を再解釈したものになるという。YouTubeでは15秒の「ゴジラ VS ヘドラ」特報映像を公開中。ゴジラ公式アプリ・ゴジラ+では30秒バージョンを観ることができる。

またテレビアニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」のトークショーが決定。監督の高橋敦史、シリーズ構成・脚本の円城塔が登壇する。さらに「『モスラ』4K復活プロジェクト ~デジタルリマスター作業完全密着~」の予告編もYouTubeで公開された。同作は「午前十時の映画祭」にて上映が予定されている「モスラ(1961年)」のデジタルリマスターに密着し、花村ミチ役の香川京子や、モスラ映画に関わりの深い手塚昌明、三池敏夫、富山省吾らのインタビューも交えた映像だ。

そのほかゴジラにまつわる人物を訪ねる「ゴジさんぽ ゴジラ・ストア TV 編」は、ソフビメーカー・マルサンの「マルサンヘドラ」が作られている工場が舞台となることが明らかになった。11月3日に発売されるソフビ「ムービーモンスターシリーズ ゴロザウルス」のカラーリングや価格も発表される。

ゴジラ・フェス 2021

YouTube LIVE Godzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネル
2021年11月3日(水・祝)12:00~19:00頃(予定)
料金:無料

中川和博 コメント

今回のテーマはズバリ“怪獣アクション”です。怪獣同士が出会って、闘いが始まる。問答無用のワクワクがそこにはあります。
VFX全盛の今だからこそ、特撮ならではのライブ感満載の熱いバトルにご期待ください!

中山晃子 コメント

夜のアトリエ、ガラスの実験器具に泥水を一滴落としてよーく見てみれば、それが生命であると気がつく…
「ゴジラ対ヘドラ」(1971)劇中の博士の姿を、流動絵画を同じ視点で描く自分自身に勝手に重ねながら、今回のオープニング、エンディングを描きました。小さな一滴を見つめるうちに、みるみる見上げるほど大きくなって…怖くもかわいい鉱物生命体、応援せずにはいられない!!

※動画は現在非公開です。

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