「ラストナイト・イン・ソーホー」ダンスシーン公開 (original) (raw)
2人の女性がシンクロ「ラストナイト・イン・ソーホー」ダンスシーン公開
2021年12月7日 19:00 3
エドガー・ライトが監督を務めたサイコホラー「ラストナイト・イン・ソーホー」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。
イギリス・ロンドンの歓楽街ソーホーを舞台とした本作では、ある出来事によって異なる時代に生きる2人の女性の“夢と恐怖”がシンクロしていくさまが描かれる。現代のソーホーでファッションデザイナーを目指すエロイーズをトーマシン・マッケンジー、1960年代のソーホーで歌手を夢見るサンディをアニヤ・テイラー=ジョイが演じ、ソーホー界隈を取り仕切るマネージャーのジャックにマット・スミスが扮した。
映像にはジャックと踊るサンディ、そしてサンディにシンクロするエロイーズの姿を収録。同シーンをもっとも思い出深い場面に挙げたテイラー=ジョイは「私たちはカメラの前ではとてもエレガントに見えますが、映っていないときはまったく別の話です(笑)。とても楽しかった」と述べ、「シーンの大半は実写撮影だったので、画角内にいないときはそれぞれがカメラの後ろを必死に走っていました(笑)。極端に言うと、撮影したシーンよりも舞台裏の様子のほうが好きかもしれないですね」と語っている。
またライトは「(ダンスシーンでは)マット・スミスの功績も話しておかないといけない。ステディカムで撮った長回しのシーンですが、彼が最初から最後まで画面の中心にいることで成り立っている場面だから」と伝え、「カメラオペレーターのクリス・ベインズは誰よりも広い範囲を追っていて、カメラを持ってほかの人の2倍は走り回りました。それから最高な撮影監督、チョン・ジョンフン……! 追加で光を当てようと鏡を持って走っていましたが、誰よりも大回りで走らなければいけないことに気が付き、2テイク後には疲れた様子で『ノー』と言っていましたね」と笑った。
「ラストナイト・イン・ソーホー」は12月10日より東京・TOHOシネマズ 日比谷、シネクイントほか全国でロードショー。
※「ラストナイト・イン・ソーホー」はR15+指定作品
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