ネオが東京に?「マトリックス」新作の本編映像 (original) (raw)

ネオが東京に?「マトリックス」新作の本編映像が到着、押井守や小島秀夫の感想も

2021年12月15日 20:00 9

マトリックス レザレクションズ」の本編映像の一部がYouTubeで公開された。

映像には、キアヌ・リーヴス演じるネオとジェシカ・ヘンウィック扮するバッグスが登場。2人が東京を走る列車の中を移動するさまが映し出されている。また終盤には、ローレンス・フィッシュバーン演じるモーフィアスの姿も。

このたび、本作をひと足早く鑑賞した著名人のコメントも到着。押井守は「『マトリックス』の原点に回帰したなと思いました。(ラナ・)ウォシャウスキーの目指している快感原則は1作目に近い。撮影のスタイルも変わっていなくて、そこもビックリした」、小島秀夫は「本作は続編ではない。リメイクでもプリクェールでもない。現実と虚構(マトリックス)を行き来するSF映画の金字塔『マトリックス』の物語を起点に、レザレクションズは現実とマトリックス世界、さらには『マトリックス』三部作をもメタ的なレイヤーで繋げるという、他に類を見ない野心作となった」と感想を述べている。

「マトリックス レザレクションズ」は12月17日より全国で公開。

押井守 コメント

「マトリックス」の原点に回帰したなと思いました。
ウォシャウスキーの目指している快感原則は1作目に近い。
撮影のスタイルも変わっていなくて、そこもビックリした。
あのふたりじゃなければいけない理由もきちんと描かれていた。
キアヌとキャリーのどちらが欠けてもだめ。
「マトリックス」をキアヌとキャリーでまた作ってほしいと思っていたお客さんにとっては、
間違いなく「これが見たかったんだ」という作品。

小島秀夫 コメント

本作は続編ではない。リメイクでもプリクェールでもない。現実と虚構(マトリックス)を行き来するSF映画の金字塔「マトリックス」の物語を起点に、レザレクションズは現実とマトリックス世界、さらには「マトリックス」三部作をもメタ的なレイヤーで繋げるという、他に類を見ない野心作となった。赤のカプセルか? 青のカプセルか? 最後に救世主がくだす選択に、ラナ監督が“現在の”マトリックスに投影した真意をみる。

小池健 コメント

前3部作によりアップデートした人類の昇天した世界を期待して観たレザレクションズ。意表をついた展開の仕掛けに驚くばかり。前シリーズのデジャヴを見ているのか? オマージュ? リンク? 導入部のギミックから目が離せなくなるワクワク感。
再び赤いカプセルでネオと共に目覚めたい方々必見です。是非!

伊藤智彦 コメント

20年の歳月を経てThe Oneことネオが帰って来た! かつて最先端の映像を見せてくれたMATRIXだが、世の中がこれだけ進むなか、この世界もアップデートされないわけもなく……あとは自分の目で真実を確かめろ!

前田真宏 コメント

ジェファーソン・エアプレイン!!
かあーーーっこいいいいいい!!!
西海岸のビートな感じでちょっとオトナのマトリックスかも!!
よりサイケでディックで内省的で哲学かも!!
なーんて思っていたら「いい意味で」裏切られました。

ちゃーんとマトリックスです。
クールなアクションもたらふく食べさせてくれます。
でも、、、、、、

ちゃーんと進化しているのです。
大人の余裕、ってやつだろうか。
ユーモアさえ感じさせながら。

ラナさん、いい仕事したなあ!
救世主が、救済者が飛ぶのではない。
あなたが、私が、一人ひとりの秘めたる心が飛翔する時が来る!!
本当の気持ちを、自由を、孤独さえも存分に楽しんで。

森本晃司 コメント

かつて「自分だったらこういう空間を描きたい」という想いがあって実現したのがアニマトリックス“Beyond”の世界だったが、あれから約20年の時を超えてマトリックスの世界はどうなったのか?
現実世界ではマトリックスのような素晴らしいSFエンターテイメントが登場したことによって、テクノロジーや仮想現実の進化が後押しされ、加速したのではないかとすら思えてならない。
そんなマスターピースの作品世界に再びログインすることが叶った2021年、全世界がこの仮想現実の虜になりうるワクワクがつまっていた! ネオとトリニティーの存在はいかなる次元においても“世界”の創生を感じさせてくれる救世主である!

(c)2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

キアヌ・リーヴスのほかの記事

キアヌ・リーヴスのほかの記事

キアヌ・リーヴスの映画作品

キアヌ・リーヴスの映画作品

今週公開の新作映画(3月20日付)

開始5秒で心をつかまれた「ロッキー」

「劇場版 呪術廻戦 0」がTVerで無料配信、“0巻”をもとにした前日譚

「iCarly(i カーリー)」リブート版の配信スタート日決定、ドタバタ劇はまだまだ続く

2

Nissyは魔法使いのエンタテイナー、2度目の6大ドームツアーで描いた壮大なストーリー

5

Adoが尊敬するりぶの新アルバムに参加、米津玄師のハチ時代楽曲「マトリョシカ」をコラボ歌唱